小林陵侑、ラージは銀メダル 冬季五輪日本選手初の「個人2冠」はならずも、個人2つ目のメダル

2022年02月12日 21:39

ジャンプ

小林陵侑、ラージは銀メダル 冬季五輪日本選手初の「個人2冠」はならずも、個人2つ目のメダル
1回目に142メートルのジャンプを見せた小林陵侑(AP) Photo By AP
 【北京五輪第9日・ノルディックスキージャンプ男子ラージヒル決勝 ( 2022年2月12日    国家スキージャンプセンター )】 男子の個人ラージヒル(ヒルサイズ=HS140メートル)決勝が12日に行われ、個人ノーマルヒル金メダルを獲得した小林陵侑(25=土屋ホーム)が銀メダルを獲得した。
 1回目で最長不倒となる142メートルの大ジャンプで、147・0点のトップに立った。2位のマリウス・リンビク(ノルウェー)の144・8点で2・2点差と僅差で重圧のかかる2本目。「まだもう1本あるので集中したいですね。2回目どういう状況になるかわからないですけど自分の満足できるジャンプをしたいですね」と話していたが、惜しくも頂点には届かなかった。最後から2人目に飛んだ1回目2位のリンビクが140メートルを飛び、296・1ポイントで金メダル。小林陵侑は138メートルで292・8ポイント。3・3ポイント足りなかった。

 6日の個人ノーマルヒルを制し、8日のメダル授与式で実際に金メダルを手にし「重い。ジャンプ週間の時もそうですけど、やっぱり特別な感じで達成感があります。またメダルを目指して頑張りたい」と決意を新たにした。ラージヒルの公式練習では9日に好感触を得て、10日は日本チームでただ一人飛ばず、独自の調整を踏んだ。11日の予選では、128メートルを飛んで121.3点の9位。「イメージはもうちょい。2冠?楽しみですね」と話した通り、自信と抜群の調整力で本番に合わせた。

 五輪でノーマルヒル、ラージヒルの2冠を獲得すれば、日本選手初で史上4人目の快挙だった。また、冬季五輪の個人種目で2冠達成となれば、日本選手史上初だったが、それはかなわなかった。それでも、個人2つ目のメダル。14日の団体で日本のエースとして、3つ目のメダル獲得を目指す。

 ☆小林 陵侑(こばやし・りょうゆう)

 ☆生まれ、サイズ 1996年(平8)11月8日生まれ、岩手県八幡平市出身の25歳。身長1メートル74、59キロ。

 ☆スキー一家 父・宏典さんは元クロスカントリースキーの選手。2大会連続五輪代表の兄・潤志郎(雪印メグミルク)、姉・諭果(CHINTAI)、弟・龍尚(土屋ホーム)もジャンプ選手。

 ☆名前 「陵侑」。両親は「小高い丘、高い位置から物事を見て、懐深く生きてもらいたい」という意味を込めて名付けた。陵侑自身は「名前を書くのが大変だったけど、インパクトがあって凄くいい」と気に入っている。

 ☆競技歴 小学3年から本格的にジャンプを始める。盛岡中央高まで複合選手。15年土屋ホーム入社後、ジャンプに専念。W杯デビュー戦の16年1月ザコパネ大会(ポーランド)で7位。

 ☆趣味 車、スニーカー集め、洋服、音楽、YouTube。

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