【高校ラグビー】国学院栃木が快勝発進 3回戦は早くも昨年度決勝カード対決が実現

2022年12月30日 14:08

ラグビー

【高校ラグビー】国学院栃木が快勝発進 3回戦は早くも昨年度決勝カード対決が実現
<茗溪学園・国学院栃木> 前半、国学院栃木・伊藤は独走トライを決める(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【全国高校ラグビー大会2回戦   国学院栃木43―12茗渓学園 ( 2022年12月30日    大阪・花園ラグビー場 )】 昨年度準優勝でBシードの国学院栃木(栃木)は茗渓学園(茨城)を43―12で下し、来年1月1日の3回戦進出を決めた。3回戦では早くも昨年度優勝の東海大大阪仰星(大阪第3)と激突。初優勝へまずは1年前のリベンジを果たす。
 地力で勝る国学院栃木は、序盤から持ち味のボールを動かす攻撃を披露。前半9分にFB青柳潤之介(3年)の突破でインゴールに迫ると、左に展開し最後はWTB島崎聖弥(3年)が先制トライ。さらに3トライを追加して22―7で折り返すと、後半にも3トライを挙げ、花園通算30勝目をマークした。

 1年次から青柳と共にレギュラーとして花園のピッチに立ってきたSO伊藤龍之介主将(3年)は「3年間で一番いい内容の試合ができた」としてやったりの表情。昨年度決勝で右足首骨折などの大ケガを負い、長期リハビリを経て復帰した青柳も「昨年に比べると15人全員でラグビーができている」と手応えをにじませた。

 運命のいたずらか、3回戦では早くも昨年度の決勝カードが実現。東海大大阪仰星は大きな壁となって立ちはだかりそうだが、伊藤は「目指すのは優勝なので、どこで当たるかは関係ない。気持ちも体もフレッシュな状態で当たれる」と歓迎。コクトチプライドを持って、前回王者を討つ。

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