【高校ラグビー】流経大柏 得意のモールで逆転勝ち ディアンズ先輩からの差し入れは…

2022年12月30日 15:14

ラグビー

【高校ラグビー】流経大柏 得意のモールで逆転勝ち ディアンズ先輩からの差し入れは…
<流経大柏・倉敷>後半、流経大柏・飯岡はトライを決める(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【全国高校ラグビー大会2回戦   流経大柏43―12倉敷 ( 2022年12月30日    大阪・花園ラグビー場 )】 春の関東王者でBシードの流経大柏(千葉)は、倉敷(岡山)に43―12で逆転勝ち。来年1月1日の3回戦では京都成章(京都)と対戦する。
 風下だった前半は主導権を握れず10―12とリードを許した流経大柏だが、後半2分にモールトライで逆転に成功すると、さらに4トライを追加。終わってみれば計7トライを挙げ、1回戦で花園初勝利を挙げた倉敷を突き放した。

 ロック中川功己主将(3年)は「FWは例年以上にサイズもフィジカルもあり、自信があった。モールは毎日練習している。狙い通り」と話し、後半に3トライを生んだモールへの自信を深めたようす。相亮太監督も「前半は消極的だったが、初戦で緊張もあったと思う。そのあたりを修正したい」と3回戦に目を向けた。

 同校のOBと言えば卒業後に直接リーグワンのBL東京入りし、日本代表でも活躍するロックのワーナー・ディアンズ。現3年生は1年間苦楽を共にし、中川主将も「練習中も後輩に“頑張れ”など声を掛けてくれた。他の人のためにどうするかを考えている人だった」と話し、主将として参考にしているという。偉大な先輩の背中を追い掛ける後輩たち。一方で花園出場決定後も差し入れは届いていないそうで、相監督は「ワーナーはまだお金がないですから」とかばっていた。

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