【高校ラグビー】大阪桐蔭、優勝経験校対決制す 1年生司令塔・上田倭楓ら上田兄弟が持ち味発揮

2022年12月30日 15:44

ラグビー

【高校ラグビー】大阪桐蔭、優勝経験校対決制す 1年生司令塔・上田倭楓ら上田兄弟が持ち味発揮
<大阪桐蔭・目黒学院>前半 左スミにトライを決める大阪桐蔭・福永 (撮影・成瀬 徹) Photo By スポニチ
 【第102回全国高校ラグビー2回戦   大阪桐蔭41―7目黒学院 ( 2022年12月30日    花園ラグビー場 )】 優勝経験チームの対戦でシード校の大阪桐蔭(大阪第2)が目黒学院(東京第2)に対し、FW、バックス一体となったラグビーで地力の違いを見せつけた。
 綾部正史監督が「伸びしろのあるチーム」と語る今年の大阪桐蔭。その象徴が上田兄弟のセンス、判断力だ。CTB上田倭士(やまと=3年)がFL松岡風翔(ふうと=3年)との共同主将でチームを引っ張れば、上田の弟・倭楓(いぶき=1年)がSOとしてゲームを動かす。自主練習でも常に一緒にレベルアップに取り組む兄弟が、花園でもチャンスを確実に得点につなげるプレーをみせた。

 前半3分に敵陣22メートルライン付近のスクラムから弟が右に展開し、先制トライに繋げると、前半27分には自陣22メートルライン付近のラインアウトから弟から兄へと展開。WTB福永然(3年)のトライを引き出した。兄は後半21分にチーム7個目のトライに成功、弟もキックを決めた。4大会ぶりの全国制覇へ、上田兄弟は完全燃焼を誓った。
 

おすすめテーマ

2022年12月30日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム