井上大仁、山下一貴の三菱重工コンビが快走誓う 東京マラソン2023いよいよ5日号砲

2023年03月04日 12:00

マラソン

井上大仁、山下一貴の三菱重工コンビが快走誓う 東京マラソン2023いよいよ5日号砲
「今回は笑顔でゴールしたい」と意気込む三菱重工・井上大仁 Photo By 提供写真
 「東京マラソン2023」はあす5日、都庁前スタート、東京駅前ゴールのコースで行われる。
 世界選手権(ブダペスト)代表選手会として行われるビッグレースには、前日本記録保持者の大迫傑(31=ナイキ)ら強豪が集結する。

 招待選手の中で、特に注目すべき選手は井上大仁(30=三菱重工)だろう。

 18年東京マラソンで5位入賞。21年びわ湖では2時間6分47秒の自己ベストをマークした逸材だ。

 大会へ向けて、ニュージーランド・ネルソンでの合宿を経て調整は順調。「年明けから継続した走り込みができた。久しぶりのネルソン合宿ではフレッシュな気持ちで練習に取り組むことができ、マラソンに向けていい練習ができた」と振り返える。

 すでに24年パリ五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権を得ており、リラックスした状態でレースを迎えることができる。

 これまでの豊富な経験から「ペースメーカーが外れてからレースが一気に動く」と予想し「30キロ以降、攻めの走りで勝負したい」と言い切った。

 三菱重工マラソン部のエースは「いいことも悪いことも経験して成長させてくれている東京マラソンで、今回は笑顔でゴールしたいと思っています」と意気込んだ。

 また、チームの同僚・山下一貴(25)からも目が離せない。

 昨年の大阪で2時間7分42秒の自己ベストをマーク。駅伝でも実力を発揮し「1、2月といい練習ができており、ニューイヤー駅伝から調子は上がっている」と手応えを感じている。

 「過去2回走ったマラソンよりも、速いペースの大会となるので、強い選手、速いペースにチャレンジする気持ちで走りたい。その中で自己ベストの更新が目標」と飛躍を誓った。

 井上同様、MGC出場権を持っているだけに、思い切った走りに期待は高まる。レース展開については「力のある選手がそろっているので、後半もそれなりの集団でレースが進むと思う」と予想。「後半の粘りを見てほしい。テレビに映るように頑張る」と力強くアピールした。

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