レイカーズはTウルブスに8点差で敗れる 八村は6得点 4試合連続のひとケタ得点は4回目

2023年03月04日 15:16

バスケット

レイカーズはTウルブスに8点差で敗れる 八村は6得点 4試合連続のひとケタ得点は4回目
アンダーソンをかわしてシュートを放つレイカーズの八村(AP) Photo By AP
 レイカーズは3日に地元ロサンゼルス(カリフォルニア州)でティンバーウルブスと対戦したが102―110(前半55―56)で敗れて30勝34敗。このカードでは3連敗を喫した。レブロン・ジェームズ(38)とティンバーウルブスからトレードで獲得したガードのディアンジェロ・ラッセル(27)を故障で欠く中でアンソニー・デービス(29)が38得点を稼ぎ、第4Q3分1秒で14点差のビハインドとなりながら、3点差に3度詰め寄ったが追撃もここまでだった。
 八村塁(25)は第1Qの6分6秒からコートに登場。第1Qは無得点だったが、第2Qに入るとペイント内のジャンプシュート、ピック&ロールからゴール下、フリースロー2本で6得点を記録した。

 第3Qにはゴール下でオフェンス・リバウンドをキープしたあとシュート体勢に入ったが、このときボールを持っていない左手で相手を押したとして(手の不正使用)反則をコールされるなどリズムをつかめないままに時間が経過。後半の得点はこのクオーターの8分42秒にプルアップで決めたジャンプシュートだけで、結局22分の出場でフィールドゴール(FG)の成功は9本中2本(3点シュートは2本とも失敗)で6得点、2リバウンドという内容だった。

 八村のここ4試合の得点は2→9→9→6。出場4試合連続でひとケタに終わったのは通算4回目で、5試合連続はないだけに次戦(5日=対ウォリアーズ)での奮起が期待されるところだ。

 西地区全体8位のティンバーウルブスは33勝32敗。センターのルディー・ゴベア(30)が22得点と14リバウンドを稼ぎ、チーム全体で34本中14本の3点シュートを成功させて(成功率41・2%)レイカーズを振り切った。


 西地区全体の上位2強がデンバー(コロラド州)で激突した一戦は、1位ナゲッツが113―97(前半50―58)で勝って3連勝で45勝19敗。38勝24敗となった2位グリズリーズに6ゲーム差をつけた。

 3年連続のシーズンMVPが有力視されているセンターのニコラ・ヨキッチ(28)は35分の出場で18得点、18リバウンド、10アシスト。3試合連続、今季25回目(通算101回目)のトリプルダブルを達成し、個人成績3部門に2ケタの数字を記した試合ではナゲッツは29連勝となった。

 東地区5位のニックスは7位のヒートに122―120(前半71―56)で競り勝って7連勝。サンズで2戦目を迎えたケビン・デュラント(34)はブルズ戦に31分出場して20得点をマークし、チームは125―104(前半60―64)で勝ってここ4戦で3勝目を挙げている。

 <八村の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場5分54秒=無得点)
(1)11分6秒・速攻から右手でダンクに持ち込んだがエドワーズにブロックされる=×
(2)11分17秒・左コーナーから3点シュート=×
 ▼第2Q(出場6分0秒=6得点)
(3)32秒・右サイドからインサイドにドライブ。ペイント内でステップバックからジャンプシュート=○
(4)57秒・右サイドでリーブスとピック&ロール。ゴール下に飛び込んでシュート=○(アシスト・リーブス)
(5)1分27秒・右ローポストからインサイド。無理な体勢から左手でシュート=×
*1分53秒・フリースロー2本=○○
(6)2分35秒・左コーナーから3点シュート=×
(7)3分14秒・左サイドから正面に回りこんでペイント内でプルアップからジャンプシュート=×
 ▼第3Q(出場5分56秒=無得点)
(8)8分42秒・正面からプルアップでジャンプシュート=×
 ▼第4Q(出場3分48秒=無得点)
(9)1分55秒・正面からドライブしてシュートに持ち込んだがアンダーソンにブロックされる=×

 <3日の結果>
マジック(27勝37敗)117―106*ホーネッツ(20勝45敗)
*ホークス(32勝31敗)129―111トレイルブレイザーズ(29勝34敗)
ネッツ(35勝28敗)115―105*セルティクス(45勝19敗)
ニックス(38勝27敗)122―120*ヒート(33勝31敗)
サンズ(35勝29敗)125―104*ブルズ(29勝35敗)
*サンダー(29勝34敗)130―103ジャズ(31勝33敗)
*ナゲッツ(45勝19敗)113―97グリズリーズ(38勝24敗)
*ウォリアーズ(34勝30敗)108―99ペリカンズ(31勝33敗)
*キングス(37勝25敗)128―127クリッパーズ(33勝33敗)
ティンバーウルブス(33勝32敗)110―102*レイカーズ(30勝34敗)
 *はホームチーム

 <トリプルダブル達成回数上位>
(1)198回=ラッセル・ウエストブルック(現クリッパーズ・1078試合)
(2)181回=オスカー・ロバートソン(ロイヤルズほか・1040試合)
(3)138回=マジック・ジョンソン(レイカーズ・906試合)
(4)107回=ジェイソン・キッド(マーベリクスほか・1391試合(5)106回=レブロン・ジェームズ(現レイカーズ・1413試合)(6)101回=ニコラ・ヨキッチ(現ナゲッツ・583試合)

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