大原洋人が4回戦進出 7カ月ぶり復帰戦で復活のろし「決勝で一番いいサーフィンを」

2023年03月04日 04:34

サーフィン

大原洋人が4回戦進出 7カ月ぶり復帰戦で復活のろし「決勝で一番いいサーフィンを」
男子2回戦を1位突破しインタビューを受ける大原洋人 Photo By スポニチ
 【サーフィンホワイトバッファロー日向プロ第2日 ( 2023年3月3日    宮崎県日向市・お倉ケ浜海岸 )】 男子の2、3回戦が行われ、東京五輪5位の大原洋人(26)はそれぞれ1、2位で突破し、4回戦進出を決めた。昨年は腰の疲労骨折に苦しみ、今大会が約7カ月ぶりの実戦復帰。来年にはパリ五輪が迫る中、15年に18歳でUSオープンを日本人で初めて制した実力者が、復活ののろしを上げた。4日は男女の4回戦以降が順次行われる。
 久しぶりの実戦に、思わず白い歯がこぼれた。2回戦は最初の6分間、競技開始の合図が聞こえないまま浪費する異例の展開も、終盤に逆転し突破。3回戦も後半に敗退となる3番手に順位を下げたが、残り5分を切ってから2番手に再浮上し順位を死守。「優勝が最低目標。決勝で一番いいサーフィンをしたい」と宣言した。

 昨年は腰痛に苦しみ、精密検査で疲労骨折が判明。満身創痍(そうい)で出場した8月のUSオープンでも初戦敗退し、長期休養とリハビリを決断した。「ケガをしたことで改善するところが見えた」とケアやトレーニングを見直し、コンディションは良好だ。今大会は地元の千葉から妻と1歳2カ月の長女が同行。「助けてもらっている」と一家の力を結集して頂点を目指す。

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