新人賞候補の東京ベイWTB木田「ランでぶち抜く」対面同期対決に気合 ラグビーリーグワン20日決勝

2023年05月18日 18:50

ラグビー

新人賞候補の東京ベイWTB木田「ランでぶち抜く」対面同期対決に気合 ラグビーリーグワン20日決勝
埼玉との決勝に向けて思いを語る木田晴斗 Photo By スポニチ
 ラグビーリーグワンのプレーオフ決勝(20日、東京・国立競技場)で初代王者の埼玉に挑む東京ベイが18日、千葉県船橋市の本拠施設で練習を実施。午後には登録メンバー23人も発表され、左ウイングで先発するWTB木田晴斗(24)は「まだ何も、特別な感情はない。いつも通りのプレーをすることが一番大事だと思う」と静かに闘志を燃やした。
 今季はレギュラーに定着し、脳しんとうの影響で2試合に欠場したものの、先週の準決勝まで15試合に出場。リーグ2位の16トライをマークし、ベストラインブレーカー賞(23回)も初受賞。トップリーグ時代を含めたチーム初の決勝進出に大きく貢献した。

 決勝では対面になるのは、同じ新人賞候補の長田智希。同じ関西出身ながら、相手は大阪・東海大仰星高、早大で主将を務め、日本一も経験。一方の木田は高校時代に花園出場経験はなく、立命大時代も全国大学選手権出場は1年だった18年の一度だけで、初戦の3回戦で敗退した。長田を「いい選手。スーパーエリート」と持ち上げつつも、「自分もランでぶち抜きたいと思う。自信を持ってプレーしたい」と宣言した。

 昨季新人賞を受賞し、長田とは東海大仰星高で1学年先輩だったWTB根塚洸雅からは「どっちが選ばれてもいいと思うが、僕的には(現在は)同じチームなので、晴斗が選ばれた方がうれしい」と背中を押された木田。「初めての決勝で、初優勝なら歴史に残る」とその名を残すことを誓った。

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