宮城野部屋の幕下・向中野&雷鵬が充実の稽古 準地元の名古屋場所へ懸ける思い

2023年07月04日 21:03

相撲

宮城野部屋の幕下・向中野&雷鵬が充実の稽古 準地元の名古屋場所へ懸ける思い
申し合い稽古に参加した幕下の向中野(左)と雷鵬(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の幕下・向中野(20)が4日、愛知県豊田市の宮城野部屋でこの日最多となる28番の申し合い稽古を行った。
 幕内・北青鵬(21)、新入幕・伯桜鵬(19)、新十両・輝鵬(24)の関取衆3人を相手に5勝10敗と健闘。1メートル80、177キロの重い腰を生かした前に出る相撲で北青鵬や伯桜鵬を押し切る場面も見られた。

 三重県伊勢市出身で名古屋場所(9日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)は準地元。自己最高位の西幕下3枚目まで番付を上げ、関取昇進は目前に迫っている。伯桜鵬、輝鵬と弟弟子2人が先に新十両昇進を果たしたことで大きな刺激を受け、関取の証である白まわしを「早く着けたい」と意気込んだ。

 静岡県富士宮市出身の雷鵬(26)も名古屋場所は準地元。この日は16番取り、95キロの小兵ながら中に入って前に出る相撲で向中野に2勝1敗と存在感を示した。夏場所は自己最高位の東幕下43枚目で3勝3敗から惜しくも負け越し。充実した稽古で「先場所より強くなっている」と自信を深め、東幕下57枚目から大勝ちで一気に番付を上げることを誓った。

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