新入幕・伯桜鵬が申し合い19番 左肩に不安も「どう工夫して取るかが大事」ケガと付き合う覚悟

2023年07月04日 17:23

相撲

新入幕・伯桜鵬が申し合い19番 左肩に不安も「どう工夫して取るかが大事」ケガと付き合う覚悟
北青鵬(左)と申し合い稽古を行う新入幕の伯桜鵬(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲名古屋場所(9日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)で新入幕を果たした落合改め伯桜鵬(19)が4日、愛知県豊田市の宮城野部屋で19番の申し合い稽古を行った。
 最長身2メートル4の幕内・北青鵬(21)や関取最小兵1メートル67の新十両・川副改め輝鵬(24)、腰の重い押し相撲の幕下・向中野(20)らさまざまなタイプを相手に計19番取って12勝7敗。北青鵬には、まわしを与えずに横から速く攻める動きの良さも見せて1勝2敗だった。「(北青鵬は)幕内で2場所連続勝ち越しているので、そういう人と取って一つ自信に」と手応え。初めて臨む幕内の土俵へ、十分な稽古環境と充実の内容で気持ちを高めた。

 番付発表後から休みなく毎日稽古しており「けっこう疲れてます」と苦笑い。4月に痛めた左肩は万全ではなく、この日も大きなテーピングが施されていた。「ずっと付き合っていかないといけないので、どう工夫して取るかが大事」。不安を抱えながらも最善の策を模索している。その中で「ケガしながらでも番数取れるようになってきた。先場所より状態は凄く良い」と調整は順調だ。

 夏場所は本格的な実戦稽古が十分にできないまま臨んだにもかかわらず、十両で14勝の好成績。新入幕場所での大勝ちにも期待は高まるが「幕内という一つレベルの違う舞台になったので、調子良くてもどうなるか分からない」と冷静に足元を見つめた。

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