宮城野部屋に“新兵器”アイスバスを導入 伯桜鵬「起きた時の疲労度が違う」氷水の冷たさには悶絶…

2023年07月04日 21:28

相撲

宮城野部屋に“新兵器”アイスバスを導入 伯桜鵬「起きた時の疲労度が違う」氷水の冷たさには悶絶…
アイスバスに浸かる伯桜鵬(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 新入幕の落合改め伯桜鵬(19)や幕内・北青鵬(21)らが4日、愛知県豊田市の宮城野部屋で大相撲名古屋場所(9日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)へ向けての白熱した稽古を繰り広げた。
 番付発表後から1週間、休みなく激しい稽古を積み重ねている力士たちの疲労回復を助ける“新兵器”が登場した。稽古後に力士たちが順番に浸かっていたのはアイスバス。水を張ったビニールプールに大量の氷が入っており、アイシングによって筋肉痛を軽減させる効果がある。

 稽古後にこのアイスバスを準備し、使用方法を力士たちに教えていたのは、6月に引退を発表したばかりの間垣親方(元幕内・石浦)。急激に体を冷やすことで血管が一時的に収縮し、戻った時に広がって血行が促進されることで体に溜まった老廃物や乳酸を排出させる働きがあるという。

 伯桜鵬は2分間アイスバスに浸かり「気持ち良いを通り越してしんどいです」と苦悶(くもん)の表情。「サウナの水風呂がぬるく感じるぐらい、水風呂どころじゃない」と、あまりの冷たさに苦笑いしていた。それでも「昼寝して起きた時の疲労度が違う」と回復効果は体感済み。「先場所は毎日お風呂に入ってリラックスしていたので、アイスバスも良いのかな」。初めて臨む暑さの厳しい名古屋場所へ、激しい稽古の後は疲労回復に務めていく。

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