翔猿が充実の申し合い8番「食らいついていかないと」大関獲りに挑む埼玉栄の後輩・大栄翔に対抗心

2023年07月05日 16:57

相撲

翔猿が充実の申し合い8番「食らいついていかないと」大関獲りに挑む埼玉栄の後輩・大栄翔に対抗心
申し合い稽古の前にすり足で汗を流す翔猿(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の幕内・翔猿(31)が5日、三重県鈴鹿市の追手風部屋で8番の申し合い稽古を行った。
 名古屋場所(9日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)で大関獲りに挑む関脇・大栄翔(29)とは5番取って1勝4敗。一方的に突き出される内容は一番もなく、持ち前の素速い動きで逆に翻弄する場面も見られた。

 内容の濃い8番に「良い稽古している」と充実感。埼玉栄高の1年後輩にあたる大栄翔を「強いっすわ」と素直に評価し「でもそこにしっかり食らいついていかないと」と対抗心ものぞかせた。

 昨年の名古屋場所は10日目を終えて8勝2敗で優勝争いに絡むも、部屋にコロナ感染者が出たため13日目から無念の途中休場。翌秋場所から1年間幕内上位に定着し、小結も2場所経験した。7勝7敗から勝ち越した夏場所千秋楽の取組後には「上で定着できるように」と今後の抱負を語っていた。

 番付を上げて名古屋場所は西前頭筆頭。三役復帰を見据え「2桁(勝利)目指して頑張ります」と力を込めた。

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