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古川高晴「目標は、あくまでパリ五輪での金メダル」アーチェリー世界選手権へ公開練習

2023年07月05日 04:40

アーチェリー

古川高晴「目標は、あくまでパリ五輪での金メダル」アーチェリー世界選手権へ公開練習
世界選手権に向けた練習を公開した(左から)古川高晴、山内梓、杉本智美、野田紗月(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 31日に開幕するアーチェリーの世界選手権(ベルリン)に出場する近大出身の4選手が4日、奈良県生駒市の母校の施設で公開練習を行った。今回の日本代表男女6人の中で最年長38歳の古川高晴(近大職)は「目標は、あくまでパリ五輪での金メダル。世界選手権では(五輪の出場)枠取りを目指したい」と決意を口にした。
 今大会の団体で3位以内に入れば、出場した3選手がそのまま個人、混合も含めた五輪代表に決まる。五輪に5大会連続で出場している古川にとっては通過点。個人と団体で銅メダルを獲得した東京五輪の後にフォーム改造に着手。「次に目指すのは金メダルしかない」。金清泰コーチとともに覚悟を決め、より体を使った打ち方の習得に励んできた。

 「(改造に)時間がかかっているけど、7、8割まで来ている」。6度目の五輪出場となれば、現在並んでいる山本博(日体大教)を抜いて日本アーチェリー界で最多となる。その舞台で世界の頂点を極め、正真正銘のレジェンドとなる。(西海 康平)

 ≪女子最年少の野田「自分も力発揮」≫女子最年少23歳の野田沙月(ミキハウス)が、自身初の世界選手権へ「先輩方についていって、自分の力も発揮したい」と決意表明した。中学時代はソフトテニス部に所属。福岡・折尾高に入学し、部活紹介でアーチェリー部が風船割りをしているのを見て「格好良い」と思って入部した。近大出身の杉本智美(ミキハウス)、山内梓(近大職)とともに日の丸を背負って戦う。

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