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幕内・遠藤が関取衆の申し合いで7勝2敗 両膝のケガで休場明けも好調を示す順調な調整

2023年07月05日 19:50

相撲

幕内・遠藤が関取衆の申し合いで7勝2敗 両膝のケガで休場明けも好調を示す順調な調整
大栄翔(左)と申し合い稽古を行う遠藤(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の幕内・遠藤(32)が5日、三重県鈴鹿市の追手風部屋で9番の申し合い稽古を行った。
 同部屋の関取5人を相手に、前さばきのうまさを見せて7勝2敗。名古屋場所(9日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)で大関獲りに挑む関脇・大栄翔(29)には、当たってすぐの引き落としと前ミツを引いての寄りで2勝するなど存在感を示した。

 西前頭2枚目で臨んだ夏場所は初日から6連敗し、両膝のケガで7日目から休場した。休場明けの今場所は東前頭16枚目で臨む。遠藤が前頭15枚目以下まで番付を下げるのは、16年夏場所以来7年ぶりのこととなった。

 この日は両膝にテーピングが施されていたものの、ケガの影響を全く感じさせない動きの良さを見せた。6月から精力的に申し合い稽古に参加しており、調整は順調な様子。本来の実力が発揮できれば、名古屋場所での大勝ちにも期待が高まる。

 また、今場所は新入幕の伯桜鵬(19=宮城野部屋)と番付が近く、初対戦も予想される。所要3場所での新入幕という最速記録を持つ2人の対戦が組まれれば、幕内前半の土俵に大きな注目が集まるだろう。

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