岩井姉妹 全米女子オープン史上初の双子姉妹で挑戦! バナナパワーで優勝へ
2023年07月05日 12:00
ゴルフ
開幕前日の5日が21歳のバースデー。名門ペブルビーチGLで誕生日を迎えることに、明愛は「祝ってもらえると、うれしいです!」とはにかむ。実はエンゼルスの大谷翔平投手とも同じ誕生日で、千怜は「うれしいです。一緒というだけで1回会ったことがあるような感じがします」と笑う。
そんな2人がそろって夢舞台に挑む。5月1日付の世界ランク75位以内で先に資格を得たのは千怜。明愛も5月中旬以降は75位以内に順位を上げ、7月3日時点でもキープできれば出場可能となるが、渡航や試合への準備を考えれば1日でも早く切符をつかみたいところ。そこで5月29日、日本地区予選(房総CC房総G)にエントリーした。
予選は1日で36ホールを戦う長丁場だったが、2位に2打差をつけての1位通過。「千怜と2人で出られるのがうれしい」と振り返った。
そんな姉妹の強さの秘密はバナナにあった。2人は21年9月に株式会社Doleが表明している「The Dole Promise」のアンバサダーに就任。ゴルフ場でも栄養補給として、バナナを食べている。
ラウンド中に食べるバナナは2本ほど。その理由を明愛は「栄養をすぐに摂取することができて食べやすい」と明かす。低カロリーでありながら栄養素がバランス良く含まれ、5時間前後を要する試合中のコンディション維持に最適。千怜も「集中力が続くと思う。糖分も含まれていて腹持ちもいい」と太鼓判を押した。同じ誕生日の大谷も今季から試合開始前や試合中にバナナを食べることをルーティンに取り入れている。エネルギー補給、腸内環境改善はもちろん、シーズン完走に不可欠な安眠への効果も狙いの一つだ。パドレスのダルビッシュも摂取していることで知られる。23年も投打二刀流でフル回転。バナナがコンディション維持の秘訣(ひけつ)だ。
姉妹は同社のCMにも出演している。そのCMで語ったキーワードが「レジスタントスターチ」。バナナに多く含まれる難消化性でんぷんのことで、腸内環境を整える効果が期待され、免疫力アップにもつながるそう。シーズンを戦い抜く原動力にもなりそうだ。
2月には米女子ツアーのホンダLPGAも経験し、海外で戦う気持ちはさらに強くなった。バナナパワーを糧に、ペブルビーチで夢をかなえる。
順大医学部の小林弘幸教授は、バナナの腸活パワー研究の第一人者。
腸を整えるためにバナナを食べた方がいい理由として、今話題のハイパー食物繊維「レジスタントスターチ」がたっぷりであること、食物繊維やフラクトオリゴ糖など腸にいい栄養素がそろっていること、そして、いつでもどこでも腸活できる手軽さを挙げた。
ポイントは「1日2本のバナナ」と話し、医者が実践している「本気の腸活」や、バナナの腸活パワーを引き出す方法を追求していく考えを明かしている。
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