輝鵬が勇磨との新十両対決制す「借りを返したいと思っていた」作戦通りの速攻で先場所の雪辱

2023年07月11日 20:16

相撲

輝鵬が勇磨との新十両対決制す「借りを返したいと思っていた」作戦通りの速攻で先場所の雪辱
<十両 輝鵬×勇磨>勇磨(左)を寄り切りで破った輝鵬(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【大相撲名古屋場所3日目 ( 2023年7月11日    愛知・ドルフィンズアリーナ )】 東十両13枚目の川副改め輝鵬(24=宮城野部屋)が勇磨(25=阿武松部屋)との新十両対決を制して2勝1敗とした。
 立ち合いすぐに二本差して両下手をつかむと、左へ回り込む相手を追い詰めていって吊り気味に一気に寄り切り。会心の速攻に「あそこまでうまくいくとは思わなかった。稽古場でイメージしていた相撲が取れた」と満足げだった。

 先場所は幕下で対戦し、骨折していた左足を蹴られて蹴返しで敗れていた。「蹴ってくるのも意識していました。相手の距離で相撲を取ってしまっていたので、中に入って密着して」と見事に攻略。「先場所負けているので、借りを返したいと思っていた」と十両の土俵でリベンジを果たした。

 ここまでの3日間を振り返り「体が動いていて良いと思います」と自己評価。そして「もっとコンディション上がっていけると思う。この場所中にさらに進化していきたい」と大活躍を予感させた。

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