三段目・朝白龍が聖富士との全勝対決制した 6戦全勝は藤闘志と若碇含め3人に

2023年07月19日 13:56

相撲

三段目・朝白龍が聖富士との全勝対決制した 6戦全勝は藤闘志と若碇含め3人に
<名古屋場所11日目>聖富士(左)を下して6戦全勝とした朝白龍 Photo By スポニチ
 【大相撲名古屋場所11日目 ( 2023年7月19日    愛知・ドルフィンズアリーナ )】 東三段目44枚目の朝白龍(24=高砂部屋)が、先場所序二段優勝を果たした東61枚目の聖富士(19=伊勢ケ浜部屋)を下して6戦全勝とした。
 当たってすぐ相手に左に動かれて先に上手を与えたが、得意の右四つで左上手を取り返すと万全の体勢に。強烈な引き付けで160キロの聖富士を浮かせて最後は腰を落として寄り切った。

 「立ち合いちょっと焦ったけど(自分の)形になれた」。春場所、互いの序ノ口デビュー戦で対戦しており、教習所の稽古でも何度も肌を合わせてきた相手。「気を抜かずに自分の相撲が取れれば」と自信を持って臨んで連勝を伸ばし、来場所の幕下昇進を確実とした。

 三段目の6戦全勝は、朝白龍と東8枚目の藤闘志(24=藤島部屋)、東86枚目の若碇(18=伊勢ノ海部屋)の3人に。朝白龍にとって、若碇はデビュー場所が同じ。藤闘志は拓大の1年先輩にあたる。7番相撲は藤闘志の対戦が予想され「大学時代を思い出すような相撲を取りたい。(大学時代から)2~3年経っているので向こうも力ついていると思う」と再戦を心待ちにした。

 大学時代の稽古場では五分五分だったという。先輩の藤闘志は「普段から仲は良いけど土俵に上がったら関係ない。自分は守るものは何もないので思い切って相撲取ろうかな」と闘志を高めた。

 若碇はデビュー3場所目で初めての初日から6連勝。「あと1番なので、もう緊張しないです。楽しみです」と元気いっぱいに意気込んだ。

おすすめテーマ

2023年07月19日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム