フィギュア、全日本開催前に国際大会候補選手を公表 世界選手権など選考プロセス明確に

2023年07月19日 16:35

フィギュアスケート

 日本スケート連盟は19日、都内で理事会を開催し、フィギュア2023―24年シーズンの国際大会派遣選手選考基準を承認した。従来の選考内容から大きな変更点はないが、世界選手権の選考を兼ねた12月の全日本選手権(長野市)開催週にグランプリ(GP)ファイナル終了時点までの選考対象選手を公表することが決まった。
 選手、コーチら現場からの要望の声もあったといい、日本スケート連盟の伊東秀仁副会長は「より明確にすることで選考基準が分かりやすくなった」と語った。選考要項には「全日本選手権開催週にグランプリファイナル終了時点までの選考基準上の対象選手を公開する。各選考対象競技会の選考にあたり選考基準上の該当数、および該当項目内の点数、順位を加味し、上記手続きの基に選考を進める」と明記した。

 また、チャレンジャーシリーズなどの国際競技会派遣選手も承認。9月8日開幕のロンバルディア杯(イタリア・ベルガモ)には、男子で22年北京五輪銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)がエントリー。9月14日開幕のオータムクラシック(カナダ・ケベック)には、女子で世界選手権連覇の坂本花織(シスメックス)、同優勝ペアの三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が入った。9月13日開幕のジュニアGPシリーズ日本大会(大阪)には世界ジュニア選手権女王の島田麻央(木下アカデミー)らが出場する。

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