若元春 反撃の8勝目で勝ち越し 大関獲りノルマ12勝へあと4 錦木1敗死守で単独首位

2023年07月19日 17:56

相撲

若元春 反撃の8勝目で勝ち越し 大関獲りノルマ12勝へあと4 錦木1敗死守で単独首位
寄り切りで北勝富士(左)を破る若元春(撮影・成瀬 徹) Photo By スポニチ
 【大相撲名古屋場所11日目 ( 2023年7月19日    愛知・ドルフィンズアリーナ )】 大相撲名古屋場所は19日、11日目の取組が行われ、大関昇進を目指す関脇・若元春(29=荒汐部屋)が勝ち越しを決めた。同じく大関獲りを狙う豊昇龍(24=立浪部屋)は9勝目、大栄翔(29=追手風部屋)は3敗目を喫した。
 若元春は平幕・北勝富士を寄り切りで破った。前日には「ここまで来たら勝敗は気にせず思い切って臨むだけ」と語っていた通り攻めの取組を見せた。大関獲りノルマの12勝へ後がない状況に変わりないが、貴重な白星となった。北勝富士は連勝が7でストップ。2敗目を喫した。

 豊昇龍は平幕・玉鷲を押し出しで下し立て直した。大関獲りノルマの12勝まで、あと3勝とした。

 結びの一番で大栄翔は4日目から出場の新大関・霧島にはたき込みで敗れ、痛い1敗となった。

 平幕・遠藤は平幕・錦木に寄り切りで敗れた。前日の取組後には「しっかりと集中できています」と充実感を口にしたが、3敗目を喫した。錦木は4連勝で10勝目を挙げ、1敗を守った。

 新入幕組は、昭和以降最速タイの所要3場所で新入幕を果たした伯桜鵬が高安を送り出しで破り勝ち越しを決めた。前日の取組では「速い相撲を取りたかった」と左差し速攻で一気に勝負を決めた。この日は力強い相撲で8勝目を挙げた。豪ノ山は阿武咲にすくい投げで敗れ、5敗目。湘南乃海は琴ノ若に寄り切りで敗れ7勝4敗とした。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2023年07月19日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム