【バスケW杯】日本 ホーキンソン&渡辺雄が奮起も…豪州に完敗で1次L敗退、パリ五輪へ順位決定戦に

2023年08月29日 21:45

バスケット

【バスケW杯】日本 ホーキンソン&渡辺雄が奮起も…豪州に完敗で1次L敗退、パリ五輪へ順位決定戦に
渡辺雄太(ロイター)
 【バスケットボール男子W杯 1次リーグE組   日本ーオーストラリア ( 2023年8月29日    沖縄アリーナ )】 バスケットボール男子W杯1次リーグE組最終戦で日本(世界ランキング36位)はオーストラリア(同3位)と対戦。勝てば史上初の2次リーグ進出が決まる大一番だったが、チームの大黒柱の渡辺雄太(28=サンズ)が24得点、ジョシュ・ホーキンソン(28=SR渋谷)が33得点を挙げたが、相手の攻撃力を止めきれず、89ー109で1次リーグ敗退となった。今後は17~32位決定リーグでパリ五輪出場権獲得を狙う。
 27日にフィンランドに勝利して06年日本大会1次リーグ第3戦のパナマ戦以来17年ぶりの“歴史的1勝”を飾った日本。勝てば史上初の2次リーグ進出が決まる大事な1戦のスタメンには、フィンランド戦でベンチスタートながらも25得点9アシストで歴史的1勝の立役者となった河村勇輝(22=横浜BC)、チーム最年長で17得点をマークした比江島慎(33=宇都宮)を抜てき。ここ2試合でスタメンだった馬場雄大(27)、渡辺雄、ホーキンソンの3人と今大会では初めてスタメンを変更した。

 第1クオーターは比江島の2点シュートがチームの初得点となった。フィンランド戦でダブルダブルの活躍を見せたホーキンソンがいきなり7点をマークしたが、17―25とビハインドで終了した。第2クオーターも苦しい展開の中で残り6分53秒のタイムアウトではトム・ホーバス監督が「最初からディフェンスで簡単にやられないで!細かいことわかってないですから!」と選手に喝を入れた。

 その後は渡辺雄が3点シュートを決めて奮起したが、その後は渡辺雄が3点シュートを決めて奮起したが、差を広げられた。前半は35―57で終了した。

 第3クオーターはホーキンソンが15点をマークして、相手との差を縮めた。第4クオーター残り1分40秒には渡辺雄がファールトラブルでベンチに下がった。選手たちは全力で戦い抜いたが勝ち越すことは出来ず敗戦した。

 チームトップは36分出場して33点7リバウンドの活躍を見せたホーキンソン。渡辺雄も36分出場して24点をマーク。今大会初のベンチスタートとなった富樫勇樹(30=千葉J)は14得点をマークした。

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