熱海富士9月3日の誕生日に付け人・蒼富士からうれしいサプライズ 21歳の抱負は「三役いきたい」

2023年09月06日 18:32

相撲

熱海富士9月3日の誕生日に付け人・蒼富士からうれしいサプライズ 21歳の抱負は「三役いきたい」
尊富士(右)らと申し合い稽古を行った熱海富士(中央)=撮影・前川 晋作 Photo By スポニチ
 大相撲の幕内・熱海富士(21=伊勢ケ浜部屋)が6日、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋で26番の申し合い稽古を行った。
 幕内・宝富士(36)、幕下・尊富士(24)、研修生のオチルサイハン(21)の3人を相手に計26番。番付発表後は休みなく毎日稽古を続けており「まだ調子良いとは言えないですね」と初日へ向けてのさらなる上積みを見据えた。

 9月3日には、21歳の誕生日を迎えた。部屋の兄弟子からもらった誕生日プレゼントは、トレーニング用のウオーターバッグ。すり足や体幹トレーニングの時に持つおもりとして使っているものを新調してもらった。「トレーニングしがいがあります」と笑顔。他にも多くのファンからプレゼントが届いたという。特にうれしかったのは、誕生日当日のサプライズ。部屋(個室)に帰ってくると、バルーンでできた「HAPPY BIRTHDAY」の文字とともに、付け人の序二段・蒼富士(20)からのメッセージが添えられていたという。

 21歳を迎え「年取った感じがします」と冗談交じりに笑った。「プロに入って3年たつのか…早いですね」としみじみ。そして「番付を上げていきたい。三役いきたいです」と21歳の抱負を語った。

 名古屋場所で十両優勝を果たし、5場所ぶりの再入幕で秋場所(10日初日、東京・両国国技館)に臨む。新入幕だった昨年九州場所は4勝11敗に終わり、力の差を痛感した。「本当にダメでした。幕内にずっといる人は本当にすごいんだなと思いました」。十両に下がってからもしばらくは苦戦が続いたが、夏場所で13勝、名古屋場所で11勝と2場所連続の2桁勝利で番付を戻した。「新入幕がボロボロだったので、今度は同じようにはいかないぞと」。実力をつけて帰ってきた21歳が、幕内の土俵で真価を発揮する。

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