田中希実、激走日本新の14分29秒18はアジア歴代2位 1秒09差の1位は「馬軍団」

2023年09月09日 12:10

陸上

田中希実、激走日本新の14分29秒18はアジア歴代2位 1秒09差の1位は「馬軍団」
田中希実 Photo By スポニチ
 8日にベルギー・ブリュッセルで行われた陸上の最高峰ダイヤモンドリーグ(DL)の女子5000メートルで、田中希実(ニューバランス)がまた快走を披露した。
 世界選手権で8位入賞した24歳のエースは、14分29秒18の日本新記録をたたき出して3位に。同種目で初のDL挑戦で好走し、世界選手権の予選でマークした自身の日本記録14分37秒98を8秒80も縮めた。

 この記録はアジア歴代2位。同1位は97年に姜波(中国)がマークした14分28秒09だ。姜波は90年代に旋風を巻き起こした馬俊仁氏が率いる「馬軍団」の一員。驚異の記録を連発した「馬軍団」には組織的ドーピングの疑惑が付きまとい、00年シドニー五輪には複数選手と同氏が参加できなかった。姜波らの記録は今なお、公認記録として残っている。

おすすめテーマ

2023年09月09日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム