横綱・照ノ富士 在位13場所で7度目の休場 秋場所初日と2日目の取組決まる

2023年09月09日 04:37

相撲

横綱・照ノ富士 在位13場所で7度目の休場 秋場所初日と2日目の取組決まる
照ノ富士 Photo By スポニチ
 日本相撲協会は8日、大相撲秋場所(10日初日、両国国技館)の取組編成会議を開き、初日と2日目の取組を決めた。
 横綱・照ノ富士(31=伊勢ケ浜部屋)は腰痛で2場所連続の休場。横綱としての休場は在位13場所で7度目となった。先場所初優勝で新大関の豊昇龍(24=立浪部屋)は初日に阿炎、2日目に北勝富士と対戦。カド番の2大関は霧島(27=陸奥部屋)が小結・翔猿、明生。貴景勝(27=常盤山部屋)は北勝富士、新小結・錦木の順で当たる。

 調整のピッチが上がらないまま、照ノ富士=写真=が18度目の休場を決断した。取材に応じた師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は7日に決断したと明かし「腰が良くない。病院に行っても相撲を取れる状態にならなかった」と説明した。休場は腰椎椎間板ヘルニアなどで途中休場した名古屋場所に次いで2場所連続18度目。一昨年秋場所の横綱昇進後は13場所で7回となった。

 全日程に参加した夏巡業では取組にも入らず、2日の稽古総見など、番付発表後の稽古でも相撲を取ることはほとんどなかった。師匠は「腰がしびれるし電気が走っている。相撲を取っても力が入らない」と代弁した。

 現在は投薬治療などを行っているという。現時点で手術の可能性はないというが、師匠は「治療は1カ月はかかる」と見通しを語った。昨年10月の両膝手術を乗り越え、今年5月の夏場所で1年ぶりの復活優勝。師匠は「(不安を抱える)膝や筋肉は凄く調子いい」と明かすものの31歳は新たな難題に直面している。 

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