【ラグビーW杯】稲垣啓太、チリ戦で通算50キャップへ「W杯の初戦という巡り合わせ」も“変わらない男”

2023年09月09日 22:46

ラグビー

【ラグビーW杯】稲垣啓太、チリ戦で通算50キャップへ「W杯の初戦という巡り合わせ」も“変わらない男”
<日本代表練習>しこを踏む稲垣(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【ラグビーW杯フランス大会1次リーグD組   日本―チリ ( 2023年9月9日    トゥールーズ )】 日本代表は9日、1次リーグ初戦となる10日のチリ戦に向け、会場のスタジアム・ド・トゥールーズで前日練習に臨んだ。報道陣に公開された約15分間ではランニングメニューやミニゲームで調整。プロップ稲垣啓太(33=埼玉)は日本代表として通算50試合出場(キャップ)となる節目を迎える。
 14年11月のルーマニア戦で代表デビューし、ここまで積み重ねてきたキャップ数は49。W杯も今回で3度目だ。だが、稲垣は節目の一戦が大舞台の初戦と重なっても、いつも通り表情は変わらない。

 「50キャップ目がこういうW杯の初戦というのはタイミング的に巡り合わせがあるのかなと感じている。ただ、50キャップ目だからと言って、自分のやるべきことは変わらない。自分のやるべきことをしっかりやって、チームに貢献していきたい」

 8強入りした19年大会から4年。チームは昨秋からW杯決勝までの道のりを「エベレスト登頂」に例え、優勝という山頂を目指してきた。今年の実戦は1勝5敗だったが、ここからは過去の勝敗や結果は関係ない。勝つことが第一とされ、一つのミスが命取りとなる“デスゾーン”に突入する。「これからのデスゾーン、みんな覚悟を決めてここまでやってきた。大会前になかなか結果が振るわず、難しい状況の選手もいたと思う。それも含めてチーム全員で乗り越えてきた自信がある。自分たちがやってきたことをどれだけ信じられるか、それに尽きる」と稲垣。山頂を目指し、スタートダッシュで節目を飾る。

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