【ラグビーW杯】開催国フランスが開幕戦でオールブラックス撃破 NZは史上初の1次リーグ黒星

2023年09月09日 06:12

ラグビー

【ラグビーW杯】開催国フランスが開幕戦でオールブラックス撃破 NZは史上初の1次リーグ黒星
初戦でニュージーランドを破ったフランスは勝利を喜ぶ(AP) Photo By AP
 【ラグビーW杯フランス大会1次リーグA組   フランス27―13ニュージーランド ( 2023年9月8日    サンドニ )】 ラグビー生誕200年の節目の年に迎えた第10回大会の開幕戦は、開催国のフランスが過去3度の優勝を誇るニュージーランドを27―13で下し、悲願の初優勝へ白星スタートを切った。敗れたニュージーランドは、1987年の第1回大会から数えて1次リーグ通算32試合目で、初の黒星を喫した。
 フランスは開始早々に5点を先取されたものの、キッカーを務めるFBラモスが前半5分、20分とPGを沈めて逆転。再びリードを許した後の同29分にもPGで逆転し、9―8で試合を折り返した。

 後半も開始早々にトライを許して再びリードを奪われたが、同15分、ゴール前ラインアウトから左右にボールを動かすと、最後はWTBプノーが右隅に逆転トライ。その後もシンビンで1人少なくなった相手の足が止まり始める中で主導権を握ると、同25分、34分とPGで加点し、終了間際には途中出場のジャミネがダメ押しのトライ。07年の前回開催ではアルゼンチンを相手に落とした開幕戦で、見事な快勝を収めた。

 敗れたオールブラックスは、主将のケーンがケガのために試合直前に先発落ちするアクシデント。WTBテレアが2トライを奪う活躍を見せたものの、W杯で初めての黒星スタートとなった。

おすすめテーマ

2023年09月09日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム