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新幕下・朝白龍が白星発進「3人の話になると、一番下なんだな…」同級生の豊昇龍と欧勝馬に対抗心

2023年09月11日 16:09

相撲

新幕下・朝白龍が白星発進「3人の話になると、一番下なんだな…」同級生の豊昇龍と欧勝馬に対抗心
＜大相撲秋場所・2日目＞大谷（手前）を寄り切りで下す朝白龍（撮影・藤山　由理） Photo By スポニチ
 【大相撲秋場所2日目 （ 2023年9月11日    東京・両国国技館 ）】 西幕下27枚目の朝白龍（24＝高砂部屋）が大谷（23＝宮城野部屋）を破って白星発進とした。得意の右は差せなかったが左四つのまま前に出て寄り切り。同学年の大谷とは大学3年時の全日本選手権以来の対戦だった。「足首ケガしている時に当たって負けた。今でも悔しい思いがあったので絶対勝とうと思った」。3年ぶりの対戦で雪辱を果たした。
　春場所の序ノ口デビューから各段をそれぞれ1場所で通過し、今場所幕下に昇進。先場所は三段目44枚目で7戦全勝して一気に番付を上げた。初めての幕下で会心の白星。観客の多さに「ちょっと緊張した」としながらも「いつも通り集中していきました」と実力を発揮した。

　場所前には、日体大柏高で同級生だった豊昇龍（24＝立浪部屋）の大関昇進祝賀会に十両・欧勝馬（26＝鳴戸部屋）らとともに出席。15年春に同じ飛行機でモンゴルから来日した盟友2人と、プロ入り後初めて顔をそろえた。

　「友達ですし、出世していくのはうれしい」としながらも、当然悔しい気持ちもある。「どうしても“3人で来た”という話が出てきちゃうので、3人の話になると“豊昇龍、欧勝馬、朝白龍”って順番が一番下なんだなーと思ってしまう。僕も強くなって2人と並べるように頑張りたい」。久々の再会で英気を養い「負けてられない」と対抗心をより強めていた。

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