【バレー五輪予選】日本女子完勝発進！真鍋監督「特にサーブが良かった」猛特訓の“武器”絶賛

2023年09月16日 21:04

バレーボール

【バレー五輪予選】日本女子完勝発進！真鍋監督「特にサーブが良かった」猛特訓の“武器”絶賛 — ＜日本・ペルー＞第2セット、指揮する真鍋監督（撮影・小海途　良幹） Photo By スポニチ

【バレーボール女子パリ五輪予選兼W杯第1日日本3ー0ペルー（ 2023年9月16日東京・国立代々木競技場）】開幕し、世界ランキング8位の日本は初戦で同29位のペルーと対戦。セットカウント3―0で完勝した。ここまで対戦成績は36勝14敗。日本は第1セットを25―9で奪い、第2セットも25―19と連取に成功。第3セットも終始リードを奪う展開で25―15と圧倒し開幕戦を制した。

　日本は幸先よく第1セットを先取。林琴奈（JT）を中心に井上愛里沙（日本協会）、古賀紗理那（NEC）のアウトサイドヒッター陣が得点を重ねた。主導権を完全に掌握し、第2セットでもその流れを維持。第3セットはスタートから入った和田が軟打と強打を織り交ぜたアタックで得点を量産すると、石川も的確なブロックで相手の攻撃をシャットアウト。攻守にわたって終始一方的な展開で25―15と白星をつかんだ。真鍋監督は「ホッとした。この雰囲気に全員が14名試合に出られたので満足しています」とメンバー14人全員が出場し、もぎ取った勝利を喜んだ。

　試合では特訓を重ねてきたサーブが攻撃の起点に。「思ったより今回は緊張していたけど、特にサーブが良かった。ここ数カ月、サーブで相手を崩すということに練習してきた。あと6戦、この勢いでサーブで崩して欲しいです」と手ごたえを口にした。

　▽パリ五輪への道　パリ五輪出場枠は開催国フランスを含む12カ国。五輪予選は世界ランク上位24カ国が8カ国ずつ3組に分かれて、日本など3カ国で開催され、各組上位2カ国の計6カ国が出場権を得る。残る出場権は、来年のネーションズリーグ1次リーグ終了時（女子は6月17日）の世界ランクで、出場決定済みの7カ国を除く上位5カ国に付与される。