【バレー五輪予選】火の鳥NIPPON 井上呼んだ開幕3連勝!「スパイクに集中」パリへ爆発最多24得点

2023年09月19日 21:13

バレーボール

【バレー五輪予選】火の鳥NIPPON 井上呼んだ開幕3連勝!「スパイクに集中」パリへ爆発最多24得点
<日本・プエルトリコ>第2セット、スパイクを放つ井上(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【バレーボール女子パリ五輪予選兼W杯第3日   日本3ー0プエルトリコ ( 2023年9月19日    東京・国立代々木競技場 )】 世界ランキング8位で開幕2連勝の日本は、第3戦で強豪・ベルギーを3-1で下した同22位のプエルトリコと対戦した。ここまで対戦成績は7戦全勝。日本は第1セットを25―23で先取すると、第2セットも苦しみながら25―21でモノにした。第3セットは25―13でストレート勝ちで開幕3連勝を飾った。全7戦中3連勝とし、20日のブルガリア戦に臨む。
 第1セットは、0―1の場面からミドルブロッカー・宮部藍梨(姫路)のサービスエースなどでいきなり3連続得点。さらにアウトサイドヒッターの井上愛里沙(日本協会)が次々とスパイクを沈めるなど25―23でもぎ取った。第2セットは互いに譲らない一進一退の攻防を制し、2セット連取。第3セットは井上がアタッカー陣をけん引した。古賀もチーム2番目の12得点を決めるなど、25―13で開幕3連勝をつかんだ。

 1、2戦目に続いてこの日も背番号10が止まらない。強烈なスパイクを武器にチーム最多24得点をマーク。井上は「私の仕事は点数を取ること。本当はブロックやサーブポイントも出したかったけど、今日はスパイクに集中して点数を取ることを意識しました」と好調ぶりを見せつけた。

 これで92年バルセロナ五輪以来となる開幕1年前での五輪出場権獲得へ前進。井上は「立ち上がり自分たちのリズムに持っていけなくて苦しい時間が続いたけど、何とか立て直してストレートで勝つことができた。皆さんと一緒にオリンピックの切符つかみ取ります」と力強く宣言した。

 ▽パリ五輪への道 パリ五輪出場枠は開催国フランスを含む12カ国。五輪予選は世界ランク上位24カ国が8カ国ずつ3組に分かれて、日本など3カ国で開催され、各組上位2カ国の計6カ国が出場権を得る。残る出場権は、来年のネーションズリーグ1次リーグ終了時(女子は6月17日)の世界ランクで、出場決定済みの7カ国を除く上位5カ国に付与される。

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