【バレー五輪予選】“切り札”セッター松井 流れ変えるトスで空気一変!日本女子プエルトリコに完勝

2023年09月19日 21:50

バレーボール

【バレー五輪予選】“切り札”セッター松井 流れ変えるトスで空気一変!日本女子プエルトリコに完勝
<日本・プエルトリコ>第3セット、サインを出す松井(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【バレーボール女子パリ五輪予選兼W杯第3日   日本3ー0プエルトリコ ( 2023年9月19日    東京・国立代々木競技場 )】 世界ランキング8位で開幕2連勝の日本は、第3戦で強豪・ベルギーを3-1で下した同22位のプエルトリコと対戦した。ここまで対戦成績は7戦全勝。日本は第1セットを25―23で先取すると、第2セットも苦しみながら25―21でモノにした。第3セットは25―13でストレート勝ちで開幕3連勝を飾った。全7戦中3連勝とし、20日のブルガリア戦に臨む。
 第1セットは、0―1の場面からミドルブロッカー・宮部藍梨(姫路)のサービスエースなどでいきなり3連続得点。さらにアウトサイドヒッターの井上愛里沙(日本協会)が次々とスパイクを沈めるなど25―23でもぎ取った。第2セットは互いに譲らない一進一退の攻防を制し、2セット連取。第3セットは井上がアタッカー陣をけん引した。古賀も12得点を決めるなど、25―13で開幕3連勝をつかんだ。

  セッター松井珠己(マリンガ)が悪い流れを断ち切った。第2セット、4連続失点を許して9―11となった時点で途中出場。相手の隙を見逃さないツーアタックや、テンポの良いトスで貢献した松井は「自分がしっかり声を出して雰囲気を作った。たまにミスが連続してしまうのでそこは自分の課題として振り返っていきたい」と役割を果たした。

 ▽パリ五輪への道 パリ五輪出場枠は開催国フランスを含む12カ国。五輪予選は世界ランク上位24カ国が8カ国ずつ3組に分かれて、日本など3カ国で開催され、各組上位2カ国の計6カ国が出場権を得る。残る出場権は、来年のネーションズリーグ1次リーグ終了時(女子は6月17日)の世界ランクで、出場決定済みの7カ国を除く上位5カ国に付与される。

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