元栃ノ心が来年2月引退相撲をPR 「日本に来て相撲ができて本当に感謝しています」

2023年09月19日 06:00

相撲

元栃ノ心が来年2月引退相撲をPR 「日本に来て相撲ができて本当に感謝しています」
スーツ姿で引退相撲をPRする元栃ノ心 Photo By スポニチ
 ジョージア出身で今年5月の夏場所限りで現役引退した元大関・栃ノ心のレバニ・ゴルガゼ氏(35)が18日、来年2月4日に東京・両国国技館で開催する引退相撲をPRした。
 「私の最後のまげ姿を見に来てくれるとうれしい」と呼びかけた。この日は相撲博物館で開催中の「栃木山・栃錦と春日野部屋」展の関連イベントで岩友親方(元幕内・木村山)、清見潟親方(元関脇・栃煌山)と出席。ゴルガゼ氏は引退相撲について「私の最後のまげ姿を見に来てくれるとうれしいです」と話した。

 現役時代の思い出などを振り返ったイベントは、岩友親方の絶妙のトークと清見潟親方へのツッコミで爆笑の連続となった。ゴルガゼ氏は「春日野部屋に入って良かった。たくさん稽古ができた」と述懐。清見潟親方とは稽古で羽目板にぶつけ合う熱いバトルを展開したといい「てっぽう柱に頭をぶつけて悔しがったこともあり、師匠から“相手が違うだろ”と言われた」と苦笑いを浮かべた。

 現在は日本に滞在中でジョージアのワインなどを扱う貿易業に従事。その一方で所属した春日野部屋では午前6時には起床し稽古場で若手や幕内・碧山らに胸を出しているという。「碧山もまだまだやれるんじゃないか。どこまで力になれるか分からないが、みんな頑張って強くなってほしい」と願う。

 17歳で来日し18年が経過。日本語もすっかり堪能になり「本当に日本に来てよかったと思っている。日本で生活している方が長くなった」という。このほど出来上がった引退相撲のちらしには右四つに組んだ栃ノ心の写真とともにこう記されている。

 「日本に来て 相撲ができて 本当に 感謝しています。」

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