「反則じゃん」「泣くよこんなの」 バレー日本、歓喜の輪に藤井さんユニ 関田号泣でネットもらい泣き

2023年10月07日 22:29

バレーボール

「反則じゃん」「泣くよこんなの」 バレー日本、歓喜の輪に藤井さんユニ 関田号泣でネットもらい泣き
<日本・スロベニア>藤井直伸さんのユニホームを手にする関田(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【バレーボール・パリ五輪予選男子東京大会兼W杯第6日   日本3-0スロベニア ( 2023年10月7日    東京・国立代々木競技場 )】 4勝1敗で五輪出場圏2位の日本は、3位のスロベニアを3―0で下し、4連勝を飾った。ストレート勝ちなら五輪切符獲得が決まる大一番で第1セット25―21、第2セットも25―22で連取に成功。勝負の第3セットも25―18で奪い、見事に五輪出場権を獲得した。08年北京大会以来となる予選での五輪切符獲得となった。
 試合後に背番号3、藤井直伸さんのユニホームを着て、関田はインタビューに臨んだ。セッターとして東京五輪に出場し3月に31歳でなくなった藤井さんにどんなメッセージを送りますか、と聞かれると、「いや…もう…」と話し、嗚咽を漏らして肩を揺らした。

 そして「本当に、しんどかったですし、藤井さんがいたかった場所に、自分もここに立って精いっぱい頑張ろうと思って、戦った結果。みんなも一生懸命、助けてくれた。良い結果が出たので、本当によかったと思います」と涙を拭った。

 第2戦目のエジプト戦に敗れた夜、藤井さんの映像を見て、気持ちを新たにした。「そういう運命だった」など、しみじみと語る関田に関しては、ネットも“もらい泣き”した。

 X(旧ツイッター)では「藤井選手」がトレンドワード入り。「反則じゃん」「藤井さんのユニホームを掲げるシーン…泣くよこんなの」「藤井選手も一緒に戦った全員バレーでしたね」などの投稿が続々と集まった。

 特に関田に関する投稿が多く、「関田選手のインタビューも涙止まらんかった」「関田選手凄いです。藤井選手も褒めていると思います」「込み上げてくるものがあって喋れなくなる関田くんでも泣いた」など、ファンも涙を誘われたようだ。

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