宮原知子さん「まさか涙を流してもらえるとは…」1日限り復帰でフリー123・22点 島田は感涙

2023年10月07日 16:23

フィギュアスケート

宮原知子さん「まさか涙を流してもらえるとは…」1日限り復帰でフリー123・22点 島田は感涙
<ジャパンオープン2023>演技する宮原知子(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【ィギュアスケート・ジャパン・オープン ( 2023年10月7日    埼玉・さいたまスーパーアリーナ )】 日本、北米、欧州による3地域対抗戦としてフリーの合計点(非公認)で争われ、日本チームは614・79点で2年連続11回目の優勝を飾った。2位は北米で577・87点、3位は欧州で543・31点だった。
 日本チームの先陣を切ったのは、プロの宮原知子さん。全日本選手権4連覇に加え、15年世界選手権準優勝、18年平昌五輪4位の実力者が一日限りの競技会復帰を果たし、女子4位の123・22点をマークした。

 ステファン・ランビエル氏の振り付けた「ロミオとジュリエット」を感情豊かに表現。ジャンプも冒頭の3回転ルッツ―2回転トーループ―2回転ループを着氷するなど完成度の高さを見せた。手先まで行き届いた美しき所作も健在で「結構、練習通りにできたなと思うので満足しています」と話した。

 その演技を見て感涙したチームメートの島田高志郎は「内から出てくる感情が凄く直に感じられた」と自らのパワーに変え、演技直前にモニターで見ていた坂本花織(シスメックス)も「心揺さぶる演技。一日現役もったいないくらい。まだまだ見ていたいと思っていた」と称賛した。

 宮原は「まさか感動で涙を流してもらえるとは…」と謙遜。時間がない中でも準備を進め「大変な日もあったんですけど、スケートのトレーニングをするのがやっぱり自分は好きなんだなと改めて感じることができたので凄く楽しめた期間でした」と振り返った。

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