世界相撲が開幕!4年ぶり開催の舞台は東京・立飛アリーナ 注目の組み合わせや見どころを紹介

2023年10月07日 09:21

相撲

世界相撲が開幕!4年ぶり開催の舞台は東京・立飛アリーナ 注目の組み合わせや見どころを紹介
「2023世界相撲選手権大会」アジア選手権の開会式(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 「2023世界相撲選手権大会」が7日、東京都立川市のアリーナ立川立飛で開幕した。
 「世界相撲」は20年以降はコロナ禍で中止が続いており、大阪府堺市で行われた19年以来4年ぶりの開催。東京での開催は、両国国技館で行われた98年以来25年ぶりとなる。

 28の国や地域から世界の猛者たちが日本に集まり、大会直前は相撲部屋や大学相撲部などで調整稽古を行ってきた。大会第1日のこの日は、午前中にアジア選手権、午後に世界ジュニア選手権が男女それぞれ行われる。あす8日はシニアの世界選手権が男女それぞれ行われる。

 6日には新宿区内で前日計量や監督会議、組み合わせ抽選会などが行われた。部門ごとのトーナメントは、各チームの監督やコーチが代表して公開抽選。その中には、エストニア代表監督を務める元大関・把瑠都のカイド・ホーベルソン氏(38)の姿も見られた。

 ジュニア男子重量級(100キロ以上)には、高校横綱の西出大毅(和歌山商業高2年)が日本代表で出場。8月の全国選抜高校十和田大会で優勝したデルゲルバト(神奈川・旭丘高3年)がモンゴル代表で出場しており、順当に勝ち進めばこの両者が決勝で顔を合わせることになる。

 シニア男子軽量級(85キロ未満)には、奥知久(日体大3年)が初出場。勝ち進んでいくと、18、19年大会で世界一に輝いた実績を持つウクライナ代表のセミクラス(九州情報大1年)と準々決勝で対戦する。昨年のワールドゲームズ金メダリストのエルセフィー(エジプト)は不参加だった。

 シニア男子軽重量級(115キロ未満)には、昨年のワールドゲームズ中量級(115キロ未満)金メダリストのダイアウリ(ウクライナ)と無差別級銀メダリストのバーサンドルジ(モンゴル)も出場。通算5度目の日本代表となる三輪隼斗(28=ソディック)はハイレベルな戦いの中で16年以来7年ぶりの世界一を目指す。

 シニア女子重量級(80キロ以上)には、今日和(26=アイシン)が自身3度目の世界選手権出場。順当に勝ち進んで決勝でイワンナ(ウクライナ)と対戦すれば、銀メダルを獲得した昨年のワールドゲームズ無差別級決勝の再現となる。

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