ラグビー豪州代表エディー・ジョーンズ監督が辞任 続投表明から一転…協会が正式発表

2023年10月31日 08:20

ラグビー

ラグビー豪州代表エディー・ジョーンズ監督が辞任 続投表明から一転…協会が正式発表
エディー・ジョーンズ氏 Photo By スポニチ
 ラグビーのオーストラリア協会は31日、同国代表のエディー・ジョーンズ監督(63)が辞任すると発表した。ジョーンズ氏から辞任を申し入れ、オーストラリア協会が受け入れた。11月25日付で退任する。
 同協会は公式サイトで「23年のワラビーズへのコミットメントについて、エディーに感謝し、彼の今後の活躍を祈っています」とコメントを発表した。

 オーストラリアはW杯フランス大会では1次リーグC組を2勝2敗の3位で終え、同国初の1次リーグ敗退。同監督の去就が注目されていた。

 敗退後には「常にオーストラリアに力を注いできたし、より良くしたい」と述べ、続投に意欲を示していたが、わずか2週間足らずでの辞任。29日にはオーストラリアン紙のインタビューで「オファーはない。12月になったら別の代表チームで指導することを考え始める」と話していた。

 日本協会は今大会限りで退任した日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC、53)の後任選考を進めている。

 本紙の取材では、ジョセフ氏の退任が明らかになった6月以前からジョーンズ氏が後任候補として最有力だった。

 ジョーンズ氏のほかに、ニュージーランド代表のディフェンスコーチを務めたスコット・マクラウド氏、昨季リーグワン1部で東京ベイを優勝に導いたフラン・ルディケHCも最終候補に挙がっている。

 ◇エディー・ジョーンズ 1960年1月30日生まれ、オーストラリア・タスマニア州出身の62歳。現役時代のポジションはフッカー。96年に東海大でコーチ業を開始。国代表ではオーストラリア、日本、イングランドでヘッドコーチを務め、W杯では準優勝を2度経験。現在はリーグワン東京SGアドバイザー。母が日系米国人2世で、家族は日本人の妻と1女。

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