第3回スポニチポーカートーナメント昨年覇者の森本さん「ポーカー人生が変わりました」

2023年10月31日 12:00

スポーツ

第3回スポニチポーカートーナメント昨年覇者の森本さん「ポーカー人生が変わりました」 — ファイナルテーブルに顔をそろえた精鋭９人 Photo By スポニチ

　「第3回スポニチポーカートーナメント」（スポニチ主催、ボートレース江戸川、サミー、ミスティーノ無料版、パラダイスシティ協賛）の決勝最終日が9日、東京・品川区のサミー本社で行われ、昨年の覇者・森本紘太さん（35）は決勝最終日から参加した。連覇はならなかったもののファイナルテーブル（FT）まで残った。

　FTに進む前には残り1BBの崖っ縁に追い込まれる場面もあったが、粘って6位に食い込んだ。昨年の海外渡航補助100万円で韓国に出向き、その後は台湾など2度の海外トーナメントに出場してトロフィーも手にした。「海外はいい経験でした。この1年でポーカー人生が変わりました」。昨年の優勝により、プレーヤーとしての幅が広がったようだ。

　＜FT9人のひと言＞

　優勝・町田穂佳（22＝東京）皆さん、男性とか女性とか関係なくポーカーをやっていて、その中で優勝できたのはうれしい。いつもはあまり攻めないが、今日は行ける気がすると思って自分を信じて突き進んだ。

　2位・ケレハー翔太（28＝東京）ポーカーは子供の頃からやっている。危機的な状況のオールインで勝てたのでうまく残れた。最後はチップ差が大きかったので、いいハンドなら行こうと思っていたがダメだった。

　3位・ハン・フランシス（36＝東京）米国出身で、ポーカーはフィリピンで始めた。ショートスタックでは運もあって、ブラフもうまくいった。タイミングを見て勝負ができたことで、いい結果になった。うれしい。

　4位・山本俊平（21＝千葉）ミスプレーは1個あったか、なかったというくらい。ブラインドが上がってからハンドが入らなかった。大会を通してはすごく楽しかった。ショートスタックでのプレーをもっと勉強したい。

　5位・田島優也（31＝埼玉）ポーカーは4月に始めたばかり。粘ってファイナルテーブルまで行って、3発ぐらいオールインが決まった。流れは良かったが、最後は行かなくてもいいところで行ったので悔いが残る。

　6位・森本紘太（35＝埼玉）優勝した昨年と比べるとミスは多かった。それでも粘ることができて、ハンドに恵まれたことで全体的には安定していた。満点ではないが、及第点くらいのプレーはできたと思う。

　7位・佐藤佑（30＝埼玉）ポーカーはアプリで２年くらいやっていて、テーブルでプレーしたのは今大会の予選が初めて。決勝最終日まで残った中ではポーカー歴が短い方だが、運が味方してくれたところが多かった。

　8位・小田晃次（43＝大阪）海外の小さな大会で勝っているが、東京でやっている人は打ち方がしっかりしていて、下手な手は出てこなかった。プリフロップは法則通りにやれたが、ブラフを入れる率が少なかった。

　9位・正井英夫（59＝千葉）去年も最終日まで来たが、最後は実力不足。ブラフの入れ方や、引くときに引いて拾うときに拾うというのは途中までかみ合った。最近は息子とポーカーに行っていて、親子の会話も増えた。※敬称略