八角理事長「“花のサンパチ組”として出世を競い合ってきた」かつての戦友・錣山親方を追悼

2023年12月18日 15:26

相撲

八角理事長「“花のサンパチ組”として出世を競い合ってきた」かつての戦友・錣山親方を追悼
日本相撲協会の八角理事長 Photo By スポニチ
 大相撲の元関脇・寺尾(錣山親方=本名・福薗好文)が17日、うっ血性心不全のため60歳で死去した。突然の訃報から一夜明けた18日、日本相撲協会の八角理事長(元横綱・北勝海)が追悼の言葉を述べた。
 北勝海は寺尾と同じ1963年(昭38)生まれ。小結時代から幕内で計24回対戦し、横綱昇進後にも4回黒星を喫するなど激闘を繰り広げてきた。同世代の戦友の訃報から一夜、以下のコメントを発表した。

 「突然の訃報に接し、ただただ驚いております。“花のサンパチ組”として出世を競い合ってきました。回転の良い突っ張りからの真っ向勝負で、何度か苦杯をなめたこともありました。現役を長く務められ、師匠としても、関脇・阿炎、小結・豊真将など多くの力士を育て、相撲道の継承と発展に尽力されました。まだ60歳と若く、阿炎をはじめとする部屋の力士の成長を見届けたかったかと存じます。生前の功績を偲び、謹んで御冥福をお祈り申し上げます」

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