シダマツ今年の漢字は「殻」と「突」バドミントンワールドツアーファイナルズ4強

2023年12月18日 19:27

バドミントン

シダマツ今年の漢字は「殻」と「突」バドミントンワールドツアーファイナルズ4強
空港で取材に応じた志田(左)と松山(撮影・福永稔彦) Photo By スポニチ
 バドミントンの年間王者を決めるワールドツアーファイナルズ(中国・杭州)に出場した女子ダブルスの志田千陽・松山奈未組(再春館製薬)が18日、成田空港着の航空機で帰国した。
 世界ランク4位のシダマツペアは1次リーグを2勝1敗で通過。準決勝では1次リーグで敗れた同2位の韓国ペアと再戦。2時間を超える激闘となったが、1―2で敗れて決勝進出を逃した。

 志田は「目標は優勝だった。それを達成できなかったけど、内容の面では長い試合をして今までにない経験ができた」と収穫を口にした。

 松山も「悔しい結果になったけど、次につながる試合ができた。来年いいスタートを切れるような大会になった」と同調した。

 シダマツペアは今年、世界選手権では8強に進出。世界ランクでは日本勢最上位につけておりパリ五輪に向けて視界が開けてきた。
 充実の1年を象徴する「今年の漢字」を聞かれると、志田は「殻」と回答。「去年の後半から自分たちらしいプレーができず殻にこもっている感じがした。それを少しずつ殻を破ってきている感じがする」と説明した。

 松山は「突」を挙げ「突き進むという意味をレースの中で実感したし、突破という意味で今年は初めて韓国に勝てたり、中国に勝てたりしたのでこの字がふさわしい」と理由を語った。

おすすめテーマ

2023年12月18日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム