スケートボード・白井 トリックで圧倒初V 日本勢初の表彰台独占!2位・根附、3位・堀米

2023年12月18日 04:22

スケートボード

スケートボード・白井 トリックで圧倒初V 日本勢初の表彰台独占!2位・根附、3位・堀米
表彰式で笑顔を見せる(左から)2位・根附海龍、優勝・白井空良、3位・堀米雄斗(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 スケートボード・ストリート24年パリ五輪予選第5戦兼世界選手権最終日の決勝が東京・有明コロシアムで行われ、男子は東京五輪代表の白井空良(22=ムラサキスポーツ)が初優勝を飾った。2位に根附海龍(20=DC Shoes)、3位に東京五輪王者の堀米雄斗(24=MIXI)が入り、日本男子は世界選手権で初の表彰台独占。女子は織田夢海(17)が初優勝、東京五輪金メダルの西矢椛(16=ともにサンリオ)が3位に入った。
 「はい、チャンピオン入りまーす」。威勢のいい宣言とともに、白井がミックスゾーンに登場した。45秒間に自由に滑るラン1本目の86・00点で2位につけると、一発技を競うベストトリックは95点台2本、92点台を1本をマークし他を圧倒。世界選手権を含む主要国際大会でも初優勝となり、「凄くうれしい。この大会に懸けていた。今も信じられない」とまくし立てた。

 膝の故障で9月の五輪予選第4戦を欠場。超ハイレベルな日本代表争いの中で命取りになりかねなかったが、リハビリ期間には新技も習得し、今大会で披露。東京五輪でメダルを逃した悔しさから、映像作品の制作を封印して競技に専念する白井。「一番大事な大会で優勝できた。やっぱり俺、持っているな」と口も絶好調だった。

 ≪女子は織田が初V≫織田は計265・75点で、レアウ(ブラジル)らを抑えて初の世界一。五輪予選でも初の優勝で、「やっとなのでうれしい」と喜んだ。ランの1本目でミスし、後がなくなりながらも2本目は難度を上げたルーティンをフルメークし84・22点をマーク。ベストトリックでも攻めの姿勢で4本目に94・80点を叩き出して逆転し、「頑張れば結果は付いてくると思った」と話した。

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