霧島が大関同士の三番稽古で琴ノ若に8勝3敗 二所一門の連合稽古に参加

2024年03月04日 17:33

相撲

霧島が大関同士の三番稽古で琴ノ若に8勝3敗 二所一門の連合稽古に参加
琴ノ若と三番稽古で火花を散らす霧島 Photo By スポニチ
 大相撲春場所(10日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けた二所ノ関一門の連合稽古が4日、大阪市東住吉区の芝田山部屋で行われ、一門外から参加した大関・霧島(27=陸奥部屋)が新大関・琴ノ若と11番連続で取って8勝3敗だった。
 1日から本格的に始動した霧島は幕内・大の里にいきなり押し出されたが、その後は、幕内・玉鷲、王鵬、隆の勝。琴勝峰に7連勝。その後琴ノ若と11番続けて取った。「動きがだいぶ良くなってきた」と振り返るように、積極的に圧力をかける場面が目立ち、相手の攻めにも動きの良さで対処。琴ノ若にも差し身のうまさで自分有利の形になったほか、内無双も繰り出すなど先輩大関の貫禄を示した。

 大阪入り前は約2週間、相撲を取っていなかったのでいつもよりも調整のピッチは遅め。19番連続で取ったことで課題のスタミナ面にも手応えをつかみ「お互いに力を出して、いい稽古ができた」と納得顔だった。

 琴ノ若は霧島以外に幕内・王鵬らと6番取って5勝1敗。「勝ち負けはともかく内容はしっかり行こうと思った。辛抱するところはして、内容的には攻める相撲もあった」と振り返った。大関として初めて臨む連合稽古。「上がったからといって勘違いせず自分の相撲を追求していかないと。普段通りやっているつもり」といつも通りの気構えを強調する。昇進後はイベントなども多く、なかなか相撲に集中できない日々だが「まだ1週間ある。ここから仕上げていけばいい。勝ち負けよりも内容が大事。初日までにいい感覚にもっていければいい」と意欲を示した。

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