マラソン大迫傑 内定のパリ五輪出場明言「出場する予定」YouTubeで発表 ボストンも予定通り出走

2024年03月04日 19:11

マラソン

マラソン大迫傑 内定のパリ五輪出場明言「出場する予定」YouTubeで発表 ボストンも予定通り出走
大迫傑
 マラソン男子で東京五輪6位入賞の大迫傑(ナイキ)が4日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、明確な意志表示はない状態だったがパリ五輪について「出場する予定です」と話した。4月のボストンマラソンにも予定通り出走することを明言。ボストンからパリ五輪は4カ月足らずの間隔となる。
 動画では昨秋のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)を「3位になったんですけど、自分の強さを実感しました。もう一歩勝てるような能力を身に着けていきたいな、という思いが出てきたレース」と振り返った。

 ファイナル出走回避の理由は「予定調和的な、(周囲の)どうせ出るんでしょというのがが、むずかゆかった」と話し、さらに前回東京五輪の経験から「2019年の時にも3位。そこから半年、準備して、緊張感とかプレッシャーが凄かった。結果として(五輪は)21年に伸びたけれど、もし20年だったら、いい走りができなかった」とした。

 さらにMGCについて「国内大会としては盛り上がると思うけれど、ファイナルチャレンジで(選手が)精神的なエナジーを浪費するという部分がある。(五輪)当日、3人の代表がベストの走りをするという目的を見失わないようなシステムが必要。だから見送った」と自身の経験を踏まえて、MGCのあり方にも言及した。
 4月のボストンマラソンについては「初めてのマラソンがボストンだったので、7年ぶり。時が経つのは早いなと思います。初マラソンから成長してきた部分と、落としてきたものがあるかもしれないので、再認識する機会。新しい気づきがあるんじゃないかな」と楽しみにしている様子だった。

 パリ五輪代表は昨年10月の1、2位の小山直城(ホンダ)、赤崎暁(九電工)が出場権を獲得。3枠目を懸けたMGCファイナルチャレンジ3戦で設定記録2時間5分50秒を越える選手が現れず、MGC3位の大迫が五輪内定となっていた。

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