大の里、大関・霧島から1勝 二所ノ関一門連合に参加し「充実した稽古だった」

2024年03月04日 18:14

相撲

大の里、大関・霧島から1勝 二所ノ関一門連合に参加し「充実した稽古だった」
二所ノ関親方にアドバイスを受ける大の里 Photo By スポニチ
 大相撲春場所(10日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けた二所ノ関一門の連合稽古が4日、大阪市東住吉区の芝田山部屋で行われ、西前頭5枚目まで番付を上げた大の里(23=二所ノ関部屋)は大関・霧島、幕内・王鵬、高安らと9番取って5勝4敗だった。
 大関・霧島には稽古の最初の相手に指名され、3番取って1勝2敗。最初の一番では立ち合いから一気の出足で押し出した。会心の攻めで大関の目を覚ませてしまい、その後の2番は完敗だった。

 自身が高校時代に当時・幕下・霧馬山だった大関と稽古したことがあり、1月の連合でも指名されていた。今回も厳しい攻めを大きな体にたたき込まれ「指名されてありがたい」と話した。それでも一門の実力者相手に互角以上の内容を見せ「疲労が残っているなかでも、いろんな人と稽古できて良かった。充実した稽古が出来て良かったと思います」と話した。

 新入幕の初場所は11勝4敗で敢闘賞を受賞。上位との対戦も増えそうな位置まで躍進した。将来を嘱望される大器は「本場所まで残り1週間を切っている。まだざんばらなので、新弟子なので。初心の気持ちを忘れず、しっかり準備して頑張りたい」と力をこめた。

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