【尊富士と一問一答】優勝パレードで見た最高の景色「一つのドラマを見ているような感覚だった」

2024年03月25日 17:38

相撲

【尊富士と一問一答】優勝パレードで見た最高の景色「一つのドラマを見ているような感覚だった」
<尊富士・一夜明け会見>本紙の記事に目を通す尊富士 (撮影・亀井 直樹) Photo By スポニチ
 大相撲春場所で、初土俵から所要10場所目での史上最速、新入幕としては110年ぶりの歴史的優勝を果たした尊富士(24=伊勢ケ浜部屋)が千秋楽から一夜明けた25日、大阪市東成区の宿舎近くにある東小橋会館で会見を行った。
 ――優勝した実感は?

 「いろんな人から連絡が来て、本当に優勝したんだなと」

 ――右足首をケガしながらも出場して勝ち切れた要因は?

 「昭和のお相撲さんはケガしても出ていたので。靱帯損傷ぐらい大したことないなと。切ってても出ている人もいますし。ケガしていようが、土俵に上がったら何かが生まれると思って。最終的にはケガを忘れて土俵に上がってました」

 ――右足首のケガはいつ頃治る予定?

 「それは気合と根性で(笑い)」

 ――場所前に目標として掲げていた三賞を総なめにした感想は?

 「まさかここまでできるとは。夢のまた夢ですし、15日間やってよかったなと、本当にそれだけです」

 ――青森から駆けつけた母と支度部屋で対面した時の心境は?

 「自分に集中していたので、誰が来るとかは分かっていなかった。会った時は、相撲から離れて安心感がありました」

 ――母からどんな言葉を掛けられた?

 「“よくやった”と。その言葉にいろんな思いが感じられましたね。相撲に関しては一番の親孝行ができたかなと思います」

 ――優勝パレードの旗手に錦富士を指名した理由は?

 「自分が入門した時に錦富士関の付け人をやっていて、同じ青森県民として小さい頃から知っていましたし、一緒に乗りたいなと思いました。いつも弟のようにかわいがってくれるので、めっちゃうれしかったです」

 ――優勝パレードで見た景色はどうだった?

 「前回(照ノ富士の優勝時に)旗手をやって、まさか次の場所でいけるとは思っていなかった。旗手をやっている時の続きを見たような、一つのドラマを見ているような感覚だった。1回だけではなく、あの景色は何回見てもいいと思っています」

 ――今後の目標は?

 「今年中には三役に上がりたいという気持ちが大きいです。部屋の中で切磋琢磨して誰が一番最初に三役になるかという争いをしています」

 ――来場所には大銀杏(おおいちょう)が結えそう?

 「それは頑張っても伸びるものじゃないので(笑い)」

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