鍵山優真、銀メダルに悔しさも「そこまで絶望していない」世界一へ描いた青写真

2024年03月25日 10:53

フィギュアスケート

鍵山優真、銀メダルに悔しさも「そこまで絶望していない」世界一へ描いた青写真
<世界フィギュア>一夜明け会見に登場した鍵山優真(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 フィギュアスケート世界選手権の男子2年ぶり3度目の銀メダルを獲得した鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が24日、カナダ・モントリオールで一夜明け取材に応じた。昨季の左足首疲労骨折から完全復活を印象づける結果に「父(正和コーチ)もカロリーナ(コストナー)先生も本当に満足してくださった。僕も満足している。チームの皆さんも満足していて、本当に良かった」と振り返った。
 圧勝したマリニンについては「今回の結果に対して悔しい感情があったけどそこまで絶望してない」と語る。「たくさん伸ばせる箇所があった。そこを突き詰める。本当に完璧な演技すれば近づける」と突破口を描き「肩を並べるくらいまで、すぐにはできないけど、来季の終わりなのか、ミラノ(五輪)までにそれくらいの選手になりたい計画は立てている」と語った。

 その青写真については「ジャンプは勝てなくてもステップのGOE、スケーティング、パフォーマンスで宇野選手みたいなお客さんを引き込める演技を目指して1点でも近づいていけるように頑張りたい」とし「4回転3本じゃ絶対足りない。1種類か、もう1個ほしい。それは必須要素。それプラス昨日の後半のようなクオリティで全ジャンプを跳んで、スピン、ステップも全部(GOE)5を並べるようなくらいやらないと無理」と決意を口にした。

 世界選手権後はカナダに残って、来季フリーをローリー・ニコル氏に振り付けてもらう予定。次に向けて早くも動き出す。

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