【富山巡業】三役復帰確実の朝乃山「ここが新たなスタートライン」大関返り咲きへ「常に2桁を目標に」

2024年04月07日 18:28

相撲

【富山巡業】三役復帰確実の朝乃山「ここが新たなスタートライン」大関返り咲きへ「常に2桁を目標に」
<春巡業富山場所>一山本(左)と申し合い稽古を行う朝乃山(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲春巡業が7日、富山市総合体育館で行われ、地元・富山市出身の幕内・朝乃山(30=高砂部屋)が10番の申し合い稽古を行った。
 朝乃山が土俵に上がると、稽古場でも本場所さながらの大声援。関脇・大栄翔(30=追手風部屋)や幕内・一山本(30=放駒部屋)らと計10番取り、力強い四つ相撲で会場を大いに盛り上げた。

 夏場所(5月12日初日、東京・両国国技館)では約3年ぶりの三役復帰が確実な状況。新三役だった19年九州場所では11勝を挙げ、そこから10勝、11勝と3場所連続2桁勝利で一気に大関昇進を果たしていた。「やるからには、過去の成績を上回れるようにやっていきたい」。小結、関脇の地位をわずか3場所で通過した時の再現を見据えた。

 大関昇進目安となる「三役で3場所合計33勝」を達成するためには、2桁勝利の継続が必要となる。「ここが新たなスタートラインだと思う。ここからは2桁勝利が大事になってくるので、常に2桁以上を目標に置いてやっていきたい」。大関復帰を目指す“勝負の3場所”へ、まずは夏場所で起点をつくることを誓った。

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