暴行問題で当面閉鎖の宮城野部屋が伊勢ケ浜部屋への引っ越し完了 作業5時間、宮城野親方「頑張ります」

2024年04月07日 17:11

相撲

暴行問題で当面閉鎖の宮城野部屋が伊勢ケ浜部屋への引っ越し完了 作業5時間、宮城野親方「頑張ります」
<宮城野部屋引っ越し>伊勢ケ浜部屋に到着し力士たちと話をする宮城野親方(撮影・松永柊斗) Photo By スポニチ
 大相撲の元幕内・北青鵬の暴行問題で当面の閉鎖が決まった宮城野部屋(墨田区東駒形)が7日、転籍先となる伊勢ケ浜部屋(江東区毛利)への引っ越し作業を行った。
 作業は午前9時半に始まり午前中は伊勢ケ浜部屋に持ち込まない飲料水や米、酒類などを都内の倉庫へ運搬。午後は力士らの身の回りのものや布団、マット、炊飯器などを伊勢ケ浜部屋へ運んだ。2・4トン車に積まれた荷物は力士らによって降ろされ、各々が部屋に搬入。この日から新生活をスタートさせ、8日の稽古から合流する。

 関係者によると旧宮城野部屋の力士は地下のトレーニングルームと1階の上がり座敷を部屋代わりにすることになるという。師匠の宮城野親方(元横綱・白鵬)も引っ越しに立ち会い、帰り際に力士らに「頑張れよ」と声をかけ、報道陣の問いかけには「頑張ります」とだけ話し、車に乗り込んだ。

 横綱・照ノ富士、平幕の熱海富士、尊富士ら関取6人を抱える伊勢ケ浜部屋は宮城野勢19人を加え、夏場所の番付では30人を超える大所帯となる。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は「(以前は)30人もいた時もあったので。力士を大切にしてやっていきたい」とコメントした。

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