【Wリーグ】デンソー初VへENEOSに雪辱 昨季は連敗も連勝で6年ぶり決勝進出 赤穂ひ&馬瓜が躍動

2024年04月07日 20:45

バスケット

【Wリーグ】デンソー初VへENEOSに雪辱 昨季は連敗も連勝で6年ぶり決勝進出 赤穂ひ&馬瓜が躍動
<デンソー・ENEOS>喜びを爆発させるデンソーの赤穂ひ(中央左)と馬瓜(同右)=撮影・中村 和也 Photo By スポニチ
 バスケットボール女子のWリーグプレーオフは7日、東京・武蔵野の森スポーツプラザで2戦先勝方式の準決勝第2戦が行われ、初優勝を目指すデンソー(レギュラーシーズン2位)が昨季女王のENEOS(同3位)に82―66で快勝。2017―2018年シーズン以来6季ぶりに決勝進出を決めた。
 第1戦快勝の勢いに乗り、25歳の若き主将、赤穂ひまわりが両チーム最多の24得点を挙げ、決勝進出に貢献した。昨季は準決勝でENEOSに2連敗し敗退。今季は真逆の展開でリベンジした。「点数が離れていても最後に負ける試合が多かったが、今は悪い流れになっても自分たちで立て直すことができるようになった」とチームの成長を実感している。

 日本代表の馬瓜エブリン(28)の存在も頼もしい。この日は前半だけで16得点を挙げた。21―22年シーズンでトヨタ自動車在籍時にもチームを決勝、そして優勝に導いた“優勝請負人”。プレーオフの戦い方については「皇后杯とは違って2試合先取しなきゃいけないし、非常にタフなゲーム。1戦目を取ることが大事。チャレンジャーとして、どれだけできるかを(みんなに)伝えた」と力強く語った。

 デンソーは決勝でENEOSを破り悲願の初優勝を果たした昨年12月の皇后杯に続く2冠へ、さらに前進。決勝は13日から行われる。

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