【リーグワン】神戸サベア「決勝のようなつもりで」7日に東京SGと大一番―

2024年04月07日 07:00

ラグビー

【リーグワン】神戸サベア「決勝のようなつもりで」7日に東京SGと大一番―
神戸・サベア(中央)
 ラグビーリーグワンの神戸は7日に神戸ユニバー記念競技場で東京SGと激突する。リーグ戦も残り5節で、プレーオフ進出圏内の4位につける神戸。3位との直接対決は絶対に落とせない一戦になる。(※チームの順位、個人成績は第11節終了時点)
 雪辱の舞台だ。前回1月6日の対戦は激しい点の取り合いでミスも重なり、36―44で敗戦。神戸で開催されるホーム試合はレギュラーシーズン最後で、勝利で締めくくりたい。ニュージーランド代表キャップ81を誇り、昨年は国際統括団体ワールドラグビーの年間最優秀選手に選出されたフランカーのアーディ・サベア(30)は「(ここからは)決勝のようなつもりで戦う」と言葉に力を込めた。

 世界的名手は献身的な働きでチームを支えてきた。第11節終了時点で、7トライはチームトップでリーグでは7位。ボールキャリー(ボールを持ってプレーした数)は134でリーグ3位につける。ゲインメーター(ボールを持ってゲインラインを越えてプレーした距離m)は783で同6位、ディフェンス突破(ボールを持った選手がディフェンスの選手をかわす、倒すなどして突破した数)50は同6位、タックル成功137は同5位だ。攻守で高いワークレートを誇るが、本人に満足感はない。

 「正直、“これが自分のベストだ”とか、“これがオレのラグビーだ”というのがまだできているという感じがしていません。まだまだこんなもんじゃないと思っています。成長しないといけないし、成長したい。どれだけベストを尽くせるか。自分のラグビーを進化させたい」

 レギュラーシーズンも残り5試合。上位4チームが進むプレーオフ進出へ向け、これからはトーナメント戦のように一戦必勝で勝ち点を積み上げる必要がある。「チームメートのためにチャンスを作り出せる自信がある。もっとゲームに、もっとボールに絡んでいく。一つ一つの局面に顔を出し、ボールに絡んでいけたら。どれだけ絡めるかが現状の課題だ」とサベア。激しいプレーで神戸のファンに勝利を届ける。

 ◇アーディ・サベア 1993年10月14日生まれ、ニュージーランド出身の30歳。これまでスーパーラグビーのハリケーンズなどで活躍。ニュージーランド代表キャップ81で7人制の代表歴もある。兄ジュリアンは元オールブラックス。1メートル88、102キロ。No・8、フランカー。

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