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朗希が3連勝 開幕3敗ソフトBに「何としても勝ってやろうと」最速164キロ、今季長打許さず20回0封

2023年04月21日 21:06

野球

朗希が3連勝 開幕3敗ソフトBに「何としても勝ってやろうと」最速164キロ、今季長打許さず20回0封
<ロ・ソ>試合終了の瞬間、ベンチを飛び出して喜ぶ佐々木朗(撮影・西海健太郎)  Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ロッテ-ソフトバンク ( 2023年4月21日    ZOZOマリン )】 ロッテ・佐々木朗希投手(21)が21日、ソフトバンク戦(ZOZOマリン)で今季3度目の先発。初回から163キロを連発するなど160キロ台の直球と140キロ後半フォークで毎回の8三振を奪う快投を見せた。7回には公式戦自己最速タイとなる164キロをマーク。開幕から20イニング無失点となる7回88球3安打で今季無傷の3勝目を挙げた。
 本拠地でのヒーローインタビュー。相棒の佐藤都とともに登場した佐々木朗は、開幕カードでソフトバンクに3連敗したことを念頭に「今日は何としても勝ってやろうと思ってマウンドに立ちました」とチームとしてのリベンジ1勝の喜びをかみ締めた。

 公式戦最速タイとなる164キロをマークしたことには「前回(登板)はバテてしまったので、ペース配分考えながら、しっかり気持ちを入れて投げられた」と納得の表情を見せた。最後にマリンに駆け付けた多くのファンに「福岡の(開幕3連敗)借りを返せるように(チームで)頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします!」と笑顔で声援に応えた。

 貫禄漂う快投だった。初回2死無走者で迎えた3番・柳田に対して初球に声を上げながら163キロの直球を連発。最終的に右前に運ばれるも、あまりのボールの勢いに打席の柳田も笑顔を見せた。

 2回は10球で3者凡退。3回に中村晃に左前打を打たれ、今季初めて1試合で複数安打を打たれたものの得点は与えず。4回に相棒・佐藤都と平沢の連続タイムリーで3点の援護をもらうと6回まで81球を投げ無失点の快投を続けた。

 7回には、この日最速で公式戦自己最速タイとなる164キロの直球で先頭の4番・栗原を空振り三振に仕留め、毎回の8奪三振。続く牧原に3安打目となる中前打を許したものの、今宮を併殺に打ち取り88球で7回を投げ切った。

 日本選手最速は165キロで日本ハム時代の大谷翔平が2016年10月16日のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルS第5戦ソフトバンク戦(札幌ドーム)、佐々木朗希自身が3月4日の侍ジャパン壮行試合・中日戦(バンテリンドーム)で計測している。また、この日打たれた安打は全て単打で、今季3試合20イニングを投げ、まだ長打を1本も打たれていない。

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