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再び最下位転落の巨人 5併殺打はプロ野球記録&球団ワーストまで「あと1」だった 燕と5差に

2023年04月21日 22:19

野球

再び最下位転落の巨人 5併殺打はプロ野球記録&球団ワーストまで「あと1」だった 燕と5差に
<ヤ・巨>選手交代を告げた原監督はうつむきながらベンチに戻る(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人0―3ヤクルト ( 2023年4月21日    神宮 )】 巨人は今季初対戦となったヤクルト戦(神宮)に5併殺打というまさかの拙攻続きで敗れ、今季4度目の零敗。試合後に中日が勝ったため、またも最下位に転落し、首位ヤクルトとは5ゲーム差がついた。
 打線が拙攻続きでつながらなかった。初回1死一塁と4回1死一塁ではともに中田翔が併殺打。5回には無死一、二塁から吉川の送りバント失敗のあとで1死満塁と攻めるも大城卓が併殺打に倒れて原監督が苦笑いを浮かべ、6回にも1死一塁から中山が併殺打に終わった。3点を追う8回には1死からブリンソンが右翼線に安打を放ったが、好返球で二塁憤死という場面も。9回には1死からオコエが安打で出塁したが、代打・丸がこの試合5つ目の併殺打に終わって試合終了となった。

 NPBの1試合最多併殺打記録は6。セ・リーグは巨人が1995年5月17日の横浜戦で、横浜が96年8月18日の広島戦でそれぞれ記録し、パ・リーグは阪急が70年4月23日の西鉄戦で記録している。

 巨人は14日にチームとしては5年ぶり、原政権下では11年ぶりとなる単独最下位に転落。試合がなかった20日に中日が敗れて5位に浮上していたが、この日の敗戦後に中日が勝ったため巨人が最下位となっている。

 【巨人の今季零敗】
4月5日  ●0―2DeNA(横浜)5安打
4月6日  ●0―4DeNA(横浜)7安打
4月18日 ●0―2DeNA(長崎)7安打
4月21日 ●0―3ヤクルト(神宮)5安打

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