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巨人・中川「どのような状況でも自分の投球をするだけ」 1073日ぶり2回を完全投球、11戦無失点

2023年07月02日 18:41

野球

巨人・中川「どのような状況でも自分の投球をするだけ」 1073日ぶり2回を完全投球、11戦無失点
<巨・神>5番手で登板した中川(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人2―2阪神 ( 2023年7月2日    東京D )】 巨人の中川皓太投手(29)が阪神戦(東京D)で2回を完全リリーフ。シビれる9回と延長10回の2イニングを打者6人でピシャリと抑え、戦線を離脱している守護神・大勢投手(24)の穴を埋めた。
 6月25日の広島戦(マツダ)からベンチを外れていた大勢が同30日に出場選手登録抹消。2019年に16セーブしている中川が2―2で迎えた9回に5番手として登板すると、この回をわずか8球で3者凡退に抑えた。

 その裏のサヨナラ機を逃して突入した延長10回も12球で3者凡退。計20球で阪神打線を2回無安打と完全に抑え込んだ。

 昨季は腰痛の影響で登板がなく、育成契約を経て今年5月15日に支配下へ復帰。中川が2イニングを投げるのは2020年7月24日のヤクルト戦(神宮)以来1073日ぶりだった。

 「どのような状況でも自分の任されているところで、自分の投球をするだけです。今日に関しても、同点という状況だったので次につなげる気持ちでマウンドに上がっています。イニングの先頭打者に対しては特に意識して投球できている事が、結果につながっていると思います」と充実感を漂わせた。

 6月15日の西武戦(東京D)では2―2の9回に登板した大勢がわずか3球で危険球退場となった無死一、二塁のピンチに緊急登板。三振、併殺打で見事な火消しぶりを見せた。同18日の楽天戦(東京D)、23日の広島戦(マツダ)、同30日の阪神戦(東京D)でも無失点で抑えており、試合前まで10試合連続無失点中だったが、これで11試合に伸ばした。

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